2024年4月19日金曜日

陰部のできもの

気が付けば桜の季節も終わりツツジやハナミズキなど5月の花がたくさん咲き始めました。暑い日も多くなってきましたから、まずは意識を切り替えてしっかり水分補給をして、梅雨や猛暑前の気持ちの良いこの時期にたくさん運動をして免疫力を高めておきたいものです。さて、陰部のできものでご相談を受けることがこのところ多くなっております。当院は性病科ですので、風俗利用等で性病のお心当たりの方からのお問い合わせが多いこともありますし、よくよく事情をお伺いしてみると、まず疑わしきは尖圭コンジローマとなることも多いです。尖圭コンジローマは主に性行為や性行為に似た行為によって粘膜が接触することで、傷口などからHPV(ヒトパピローマウイルス)が侵入し感染しますが、糖尿病などの基礎疾患のある方や激務やストレスなど免疫力が低下している方が発症することが多いです。また潜伏期間が長く(数週間から8か月くらいと言われています)、イボ以外に自覚症状がほぼないですし、そのイボもできる位置によってはなかなか気づきにくいものですから気づいたときには結構な大きさのできものになっている方もいらっしゃいます。これは必ず治る病気ではありますが放置すると重症化して不妊の原因になることもあるので、風俗など利用された方、陰部にちょっとした傷やできものを発見された方、まずは甲府メンズメディカルクリニックにご相談頂ければと思います(050-1033-8926)。