2011年5月29日日曜日

湿潤な時期は特に性病予防を心がけてください

この時期の台風は秋に来るものより破壊力が大きいと聞いたことがあります。先週末からの雨模様の原因、台風2号も沖縄・九州地方では甚大な威力を発揮したとか。関東甲信地方接近時には温帯低気圧にかわるそうですが、雨は相当降りそうですね。これからの雨、湿気の季節は何かと不快なことが増えるかもしれませんね。
ジメジメといえば、寄生虫、真菌類(カビ)による性病は乾燥を嫌います。これらはエイズのような血液、体液付着により感染する性病、ウィルスによる性病とは別で、水虫のように皮膚病の要素もあり、ジメジメした部分で繁殖が盛んになります。包茎があると包皮に包まれた亀頭、陰茎の湿度は高く乾燥しにくい状態です。性病にかかりやすいといわれるゆえんですが、私はかかりやすさはむしろ生活習慣、いえ性習慣と頻度の問題であると考えていますので、包茎か包茎でないかは関係ないと思います。ただし、ひとたび感染した場合の症状の悪化加減や完治までの時間が遅くなる傾向との因果関係は否定できないと考えています。この時期は特に清潔を心がけてください。そして、気になる症状があったら是非パートナーで検診を受けた後、安全とわかってからセックスを再開してほしいと思います。治療が必要なら2人で根治してください。甲府メンズメディカルクリニックではカップル受診も可能です。他のメンズの皆様とは完全に時間帯等分離し配慮のうえで診察させていただいております。男女の性器の凹凸具合を考えてください。語弊がありますが包茎同様女性器は男性に比べ湿潤な分性病にもかかりやすく、気づきにくく、治りにくいといわれています。男性だけが治しても無駄ですので、是非、お二人でお互いのために治してください。包茎手術、亀頭増大術、性病診療の直近のご予約可能日は6月4日(土)となっております。お時間詳細はお問い合わせのうえでご予約願います。

2011年5月21日土曜日

亀頭包皮炎

今日も1日気持ちのよい晴天模様でしたが、だんだん暑さが本格的になってきましたね。これでもまだ湿度は低い方で過ごしやすい部類の天候とは思いますが、しばらく駐車した後の車に乗る瞬間「ああ今年もまた暑い季節がやってきた」と感じた1日でした。
さて、今日は亀頭包皮炎についてです。亀頭包皮炎は亀頭と包皮の間に細菌が入り込んで炎症を起こしてしまう感染症です。かゆみだけでなく赤く腫れたりただれてしまうこともあって、ひどくなると膿がたまったりします。排尿時には痛みを伴うこともよくあります。細菌は必ずしも性交渉によって感染するというわけではないので、いわゆる性病とは一線を画する症状です。この亀頭包皮炎は、亀頭や包皮を不潔にしていた場合などに起こるもので、小児や包茎の人など、亀頭が露出していない人がかかりやすいとよく言われます。ただ衛生観念の未熟な子供はペニスなどを汚い手で触ることも多いために炎症を起しやすいということも指摘されており、包茎はひとたび炎症が起きた場合に症状を悪化させやすいということになるのだと思います。逆にいうと、大人でも不潔にしていると亀頭包皮炎にかかりやすいわけで、手洗いやシャワー、入浴などの生活習慣は、病気予防にはきわめて重要な要素といえるわけです。女性にもてるためにも清潔を心がけるに越したことはないということでしょうか(余計な話ですが・・・)。亀頭と包皮の間に溜まるアカの一種である恥垢についても、入浴時などには包皮を押し下げて洗い流すように心がけ、アカをためないように注意してください。また亀頭包皮炎で注意しなければならないのは、カンジタ症と言われる感染症の一種です。免疫力が低下すると発症するカビによる亀頭包皮炎で、俗に言われるインキンタムシです。かゆみが特徴ですが、感染経路はタオルや性交渉なども考えられます。また、亀頭包皮炎が断続的に続く場合は、陰茎ガンになる確率は高くなりますし、それ以前に性病のリスクも高まります。症状が出た場合には是非専門の病院で診察をお受けください。5月29日(日)包茎手術、亀頭増大術、性病診療ご予約承っております。ED、AGA診療処方も承ります。

2011年5月14日土曜日

包茎は自然に治るものではありません

五月晴れとはこういう日をいうのかという、さわやかで気持ちのよい週末です。
さて、「包茎は自然に治ったり自分で治すことは出来ますか?」と患者様からご質問を受けることがあります。結論を言ってしまえば、残念ながら自然に治ったり、自分で矯正することはできませんということになります。
男性の場合通常、18~20歳位で身体的な成育が完了します。背丈がだいたい高校生くらいまでに伸びきるのと同様、ペニスもその時期には最終的な大きさになります。だいたいその頃までに包皮が自然に剥ける、つまりは何もしなくても自然に露茎する方が殆どです。「手を触れなくても時期が来て自然に露茎する」これは思春期の始まりから終わりにかけて徐々に変化していく包茎でない男性のペニスの状態です。子供の頃の亀頭の先まで包皮に覆われた真性包茎状態ペニスが成長し、先端部分から時間をかけて包皮がめくれていき、「普通に生活していてもそのめくれた状態が続く」といった感じでしょうか。皮がめくれたばかりのペニスは包皮に守られていた為、外部から強い刺激を感じると痛みを伴いますがそのまま生活していると徐々に亀頭の皮が厚くなりある程度の刺激を感じても平気なようになります。子供から大人への変化ですので「治癒」という表現は当たりませんが「自然に露茎する」最初で最後のチャンスは思春期以降の成長期といえるでしょう。もちろん、この変化には個人差があり、早くから包皮が完全に裏返る人もいれば、露茎の途中でその変化が止まってしまう人、一応露茎はしているもののカリ部分に若干皮がかかっている人など様々です。
この過程がうまくゆかず、剥けない状態が続くことでペニスが大きくなりきらない、あるいは大きくなる力が緩やかで皮が剥けきらないなど、最終的にペニスのサイズに対し包皮があまる状態にお陥る場合があるのです。この「若干皮が余っている(=被っている)」状態をいわゆる「(仮性)包茎」と呼びます。勃起時にちゃんと露茎して機能面にも問題が無いのであれば、あとはご本人の気の持ち方ひとつですので、治療を要するかどうかは別ですが、一度ゴールを見たペニスのサイズと皮の長さが自然に変化するということはありません。また、通信販売などでよく見られる包茎矯正グッズや器具を使用して包皮炎を患い当院へ来院される方もたくさんいらっしゃいます。余っている皮膚が道具などで縮まることは医学的にはありえません。余った皮を切るか、中身をサイズアップするかいずれにしても医学的な処置を施さなければ包茎状態は解消しません。先にも書いていますが、だからといって必ず解消しなければいけない問題というわけでもないのです。甲府メンズメディカルクリニックにはさまざまな理由から包茎を解消したいとお考えの患者様の診察をし、ご相談した上で治療を望まれる方に望まれる治療をしております。ですからもし「いつかどうにかなる・・・」、「恥ずかしいから自分で何とかしよう・・・」という気持ちで自分ひとりで問題を解決しようとしている方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談いただきたいと思います。予約受付から術後のフォローアップまですべてに院長が関わり、最小限の男性スタッフで対応して秘密厳守しております。治したいけど何とかなるからという期待で現状を維持されている方には是非、さわやかなこの季節に甲府メンズにお問い合わせいただきたいと思います。夏を迎える前にすっきりしてしまいましょう。包茎治療、亀頭増大術についての直近のご予約可能日は5月21日(土)となっております。メールkofummc@gmail.comかお電話050-1033-8926までご予約ください。

2011年5月6日金曜日

放っておくのは大変危険です

ゴールデンウィーク=大型連休の中休みという言い方はなんだかおかしいですが、やはりお仕事をされている方が多いようで、今朝はなんとなく普段の出勤風景が見えたような気がします。仕事とは別の疲れを感じた方もいらしたかもしれないですね。
さて、このGW中もやはり性病のご相談、治療を多くいたしました。皆様ご相談しにくいのか、症状が出てからしばらくして思い切ってお電話をしてこられたという方も多くいらっしゃいます。でも、性病は放置していても絶対に治りません。痛い、痒い、出来物が出来たなどの違和感を感じたら、迷わずに、まずは専門病院までご相談ください。早期発見、早期治療は結果的に治療費も安く済みますし、治るまでの時間も短くて済みます。中途半端な治療もおやめください。かえって薬剤耐性をつけた菌となってしまいますから、症状が落ち着いたからと処方された薬を途中で飲むのをやめたり、勝手に間引きしたり、飲み忘れたりということがあると、症状が再発したときにはもう最初のお薬では効かなくなるのです。さらに、性病を放っておくと、不妊症等の原因にもなりますし、身体の抵抗力が落ち他の感染症にもかかりやすくなります。性器が腫れたり、傷が出来たりするのでHIVへの感染率も3~5倍にあがり大変危険です。
気になる症状がおありの方は是非一度甲府メンズメディカルクリニックにご相談ください。5月7日(土)、多くの保険診療機関休診となりますが、当院は診察ご予約受付中です。
コンドームを使わずに性行為をした場合、多くの方は妊娠の心配しかしていないと思います。ですが、避妊をしない男女は普段(以前の交際相手や同時進行、遊びなどがある場合)から避妊していないという可能性が高く、その配慮の無さだけで性病の感染リスクは上がりますから、性病についても充分に心配もするべきです。さらに性病は性器にしか感染しないと思われてる方もいらっしゃいますが、喉、目、皮膚にも感染します。性行為していなくてもフェラをすれば喉にも感染しますし、顔に精液をかけられ目に入った場合、行為に及んだ手で目をこすったりした場合、目にも症状は現れます。ご注意ください。
5月7日(土)性病特診ご予約承り中。早朝から午前中にご予約枠空いております。ご相談ください。

2011年5月5日木曜日

包茎と衛生問題

こどもの日があいにくの曇り空、このところの陽気を思うと肌寒くも感じられるようでちょっと残念ですが、大人としてはGWのイベント手仕舞い、明日か週明けからの仕事に備えるべく家路を急ぐといった気分を後押ししてもらえたような気がしなくもありません。
さて、明日以降をゴールデンウィーク明けと呼ぶのか、日曜日まで含むのか悩むところですが、一応当院のGWキャンペーンは日曜日まで好評継続中となっております。終盤ですが若干予約枠もございますので、包茎治療、性病診療ご希望の方はお問合せいただければと思います。
前回、性病感染のリスク軽減のため包茎治療を考える方のお話をしましたが、衛生面を考えて包茎手術を受けられる方も多いのでご報告です。包皮や亀頭には汗腺はもちろん皮脂腺もあるのですが、そこから分泌される液が特殊な臭いをだします。それが亀頭と包皮の間に溜まり、さらに、チコウや残尿がたまり混ざり合い、嫌な臭いがパワーアップすることがあります。オシッコ行く度に、ペニスを洗って清潔に保てれば良いのですが、それは現実的には難しいでしょう。普段から亀頭が全て出ていれば、臭いや衛生面の心配はほとんどなくなります。真性包茎の場合、亀頭が洗えないので清潔にできませんからやはり治療をおすすめいたします。たびたびお話していますが、真性包茎で常に被っている部分が炎症を繰り返し癒着(亀頭と皮がくっついてしまう事)を起こしてしまう事もあります。ずっと放っておいて癒着がひどくなると先の部分が炎症を起こしてオシッコの出口が狭くなり、最悪排尿困難になります。カントン包茎の場合も同様で、ムきづらいため清潔に保つ事が出来ません。包皮の先の部分が炎症を起こすとより狭くなり、真性包茎になってしまう事もあります。さらに、ムいた状態にしておいたり、セックス時に勝手にムケてしまったりして、皮が戻せなくなりペニスがエリマキトカゲのように腫れてしまう事もあります。 カントン発作といわれるこの状態は緊急に処置をしないとペニスが腐ってしまう事もありますので危険です。仮性包茎の場合は、普段被ってしまっている方や包皮が炎症を起こしやすい方は、カントン包茎に悪化してしまう事もありますのでご注意ください。特に、被っている包皮は弱く簡単に炎症を起こしますし、性行為後に体液やコンドームの潤滑剤によるアレルギー性のかゆみ・発疹を起こす事もあります。
衛生面に端を発する問題点は様々です。積極的治療あるいは必要な治療といった判断は医者ではなく患者様ご本人が主観的に、実情に照らしてされるべきと思いますが、ひとついえる事は、包茎は放っておいて変化する状態ではないということです。治るというと包茎状態がいけない状態といったニュアンスを与えるので避けたいのですが、何も処置をせずに包茎状態が包茎でなくなるという変化をすることはないので、理由が何であれ変えたいという思いがある場合には専門のクリニックにご相談してみるのが一番と思います。
甲府メンズメディカルクリニックは、週末・深夜も対応できる男性スタッフオンリーのクリニックです。GW終盤ももちろん診察、治療可能ですので、ご相談、治療をお考えの方は是非お問合せください。

2011年5月2日月曜日

包茎と性病

強い風とにわか雨がちょっと気になるGW前半でしたが、日中の天気には比較的恵まれているような気もします。今年は最大10連休などとも言われていますが、遠出をする人が少ないようで、月金を穴埋めせずにカレンダー通りご出勤の方も多いようです。お疲れ様です。かく言う私も連日頑張って診療しております。
さて、ゴールデンウィーク以降、暑くなるという季節柄もあってか性病診療を希望される方がとても増えます。もちろん、GW中ともなると夜間・休日診療をしている保険医療機関が少ない影響もあって当院にお越しくださる方が多いのも一因とは思いますが、それだけでもないような気がします。というのも、性病のご相談ということでご予約をいただき、その後手術を検討される方が大勢いらっしゃるからです。亀頭に面した包皮の内側には尿や垢がたまりやすく、陰毛がからんで汚れも付着しやすいので、病原菌の温床になります。どんな方でもケアが必要な箇所ですが、包茎がある場合にはケアが非常にしにくい、場合によってはできないという方もいらっしゃいますし、普段かぶった状態ですから、汚れなどの度合いもきつくなるわけです。そういった汚れは悪臭の原因にもなりますし尿道炎や包皮炎の原因にもなります。炎症があったり、雑菌がわいたまま密閉空間をつくる包皮内部に病原菌を内包すれば性病にもかかりやすくなるわけで、包茎の方が性病をわずらいやすいということは臨床経験上やはり否定できない事実だと考えています。また、若い時は問題がなくても、年を取ると体力や免疫が落ちて感染・炎症を繰り返すことが珍しくありません。
GW後半、比較的ゆっくり過ごせるこの時期に、性病にかかりにくい状態ずくりということで、包茎手術をお考えになってみてはいかがでしょうか?直近の診療可能日は5月4日(水)となりますが、GW期間でほかのご希望がおありの場合にはまだ若干枠もございますのでお問合せいただければと思います。5月4日(水)は性病診療、ED/AGA薬処方もご予約可能となっております。