気づけば世間はすっかりクリスマスモード でなんとなく華やかな雰囲気が漂っていますが、反面今年も残すところ僅かと思うと焦りを感じてしまいます。
ところで、当院での性病診療をご希望の患者様に多いご相談の一つに亀頭周辺のブツブツがあります。「フォアダイス」という性病ではないブツブツもあるのですが、性感染症のブツブツは「尖圭コンジローマ」という病気です。淋病やクラミジアといった性病と比べるとあまり知られていないのですが、このところ患者様が増えてきていることは統計的にも臨床経験上も確かと思いますので、今日は尖圭コンジローマについてちょっと書いてみたいと思います。
尖圭コンジローマの原因ヒトパピローマウィルス(HPV)は主にセックスを通して誰にでも感染する可能性のあるウィルスで、発症当初は痛みや痒みなどがあまりなく亀頭表面や陰茎などにごく小さいイボ状の突起が現れるのみで、見過ごす人が意外に多いようです。女性の場合は膣内の病変が多いのでより一層気づきにくく、加えて近年のコンドームの使用率低下といった要因の組み合わせで感染が広がっているのではないかと思っています。2年ほど前までは尖圭コンジローマができたらレーザー、電気メスで焼灼するか液体窒素で冷凍凝固させるといった外科的手法を用いて治療していましたが、現在では「ベセルナクリーム5%」(持田製薬)という薬が尖圭コンジローマ治療薬として承認されており、当院でもコンジローマ治療の選択肢として患者様に提供させていただいております。こちらはヒトパピローマウィルス(HPV)の増殖を抑制し、免疫能を高めウイルスに感染した細胞を障害する作用をもっており、世界75カ国以上の国と地域で使われている塗り薬で、日本性感染症学会発行の「性感染症診断・治療ガイドライン」においてファーストラインに分類されている治療法でもあります。ご自分でイボに直接塗って治療することが可能ですから、治療のストレスから解放される患者様も多いことと思います。女性に感染した場合、子宮頚ガンの原因になったりと男性よりも問題が深刻です。また尖圭コンジローマを放置すると人によってはイボの数が増え陰茎がカリフラワーのようになってしまう方もいるくらいですし、陰茎がんとのかかわりも指摘されています。早期発見ならベセルナクリームによる薬療法で治る可能性が大いにあるわけですから、治療の敷居はそれほど高くないはずです。まずはご自分の体をよくチェックして早期に病変を自覚し(思い当たるフシのある方は特に念入りに)、少しでも気になる場合には思い切って早目に診察を受けられることをお奨めいたします。
12月12日(土)ご予約可能です。
2009年11月29日日曜日
2009年11月14日土曜日
早期包茎治療のすすめ
甲府盆地もだいぶ紅葉が進んできたようで、本当に美しい季節だと日々感じています。
ところで、今回も最近の診療で感じたことをちょっとお話させていただきたいと思います。
当院では真性包茎の治療もよく行うのですが、元々は皮を引っ張れば亀頭が露出するという仮性包茎だった方が、亀頭を出すとヒリヒリ痛むといった理由からだんだん洗わなくなり、炎症を頻繁に繰り返すことで包皮口がどんどん狭まり、最終的に真性包茎になってしまったというケースがしばしば見受けられます。ひどい場合には亀頭と包皮が癒着してしまっているケースもあります。そして年齢の高い患者様ほど状態がより悪いという傾向があるのです。長年放置してしまうと状態が悪化してしまうことは当然ですから、この傾向については理解できるのですが、少しでも気になっているという方で、恥ずかしいからという理由で躊躇されている方などは、思い切って早目に処置をされることをお勧めいたします。包皮口の狭い状態は往々にして排尿にもセックスにも支障をきたしますし、見た目にも衛生面でも問題が大きいと思います。まずはお気軽にカウンセリングからお受けになってみてはいかがでしょうか?豊富な経験からのアドバイスはもちろん、ご希望の患者様には適切な治療をさせていただきます。当院は患者様の状態に応じて最善の治療を提供し成果を挙げておりますが、やはり早めの処置なら処置そのものもよりご負担が少なく、また結果についてもより良好ということが言えるのです。嫌なことを後回しにして後悔されることのないよう願っております。包茎手術、長茎術、亀頭増大術のご予約は随時受付中です。ED薬・AGA薬処方につきましては11月28日(土)がご予約可能ですが、11月21日(土)はキャンセル待の状態です。お気軽にご相談ください。
ところで、今回も最近の診療で感じたことをちょっとお話させていただきたいと思います。
当院では真性包茎の治療もよく行うのですが、元々は皮を引っ張れば亀頭が露出するという仮性包茎だった方が、亀頭を出すとヒリヒリ痛むといった理由からだんだん洗わなくなり、炎症を頻繁に繰り返すことで包皮口がどんどん狭まり、最終的に真性包茎になってしまったというケースがしばしば見受けられます。ひどい場合には亀頭と包皮が癒着してしまっているケースもあります。そして年齢の高い患者様ほど状態がより悪いという傾向があるのです。長年放置してしまうと状態が悪化してしまうことは当然ですから、この傾向については理解できるのですが、少しでも気になっているという方で、恥ずかしいからという理由で躊躇されている方などは、思い切って早目に処置をされることをお勧めいたします。包皮口の狭い状態は往々にして排尿にもセックスにも支障をきたしますし、見た目にも衛生面でも問題が大きいと思います。まずはお気軽にカウンセリングからお受けになってみてはいかがでしょうか?豊富な経験からのアドバイスはもちろん、ご希望の患者様には適切な治療をさせていただきます。当院は患者様の状態に応じて最善の治療を提供し成果を挙げておりますが、やはり早めの処置なら処置そのものもよりご負担が少なく、また結果についてもより良好ということが言えるのです。嫌なことを後回しにして後悔されることのないよう願っております。包茎手術、長茎術、亀頭増大術のご予約は随時受付中です。ED薬・AGA薬処方につきましては11月28日(土)がご予約可能ですが、11月21日(土)はキャンセル待の状態です。お気軽にご相談ください。
2009年11月11日水曜日
11月12日・13日・14日 包茎手術・増大術・ED/AGA処方受付中。
11月11日朝より当院ホームページの表示が少々乱れておりますが、現在復旧作業中です。12日から14日までのご予約は直接050-1033-8926までお電話頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
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