2013年9月29日日曜日

モテキにこそ「する」オトコ

今日も気持ちよい秋晴れです。朝晩の冷え込みというか、日中でも窓を開けて車を走らせたりすると風が冷たく感じられ、思わず窓を閉めてしまいます。自分が子供のころはこんな風に9月の終わりには秋を十分感じられるような気候だったと思いますが、21世紀になってからしばらくは残暑がいつまでもダラダラと続いていたような記憶があって・・・数十年単位の気候変動を感じられるくらい長く生きているということでしょうか?まだまだ若輩者とは思っているのですが・・・。 さて、若輩者といえば、厚生労働省の性感染症に関する啓蒙キャンペーンをご存知でしょうか?「知っておきたい性感染症mini講座」と題し、若年層の男女別に向けてリーフレットが製作されています。若い人に性感染症が広まっているうえ、これから出産年齢という方々がかかえるリスクが甚大なので若者向けにキャンペーンを展開しているようですが、私の臨床経験からいえば性病は老若男女問わず広がりを見せていてますから、どなたでも心配のある方はwebでリーフレットをご覧頂きたいと思います。性病に関するリスクや検査方法など非常によくまとまっていてわかりやすいと思います。膣性交、口腔性交(オーラル)、肛門性交(アナル)いずれでも感染すること、コンドームが最大の予防ではあるものの万全ではないことなどを啓蒙するとともに、心配なことがあればできるだけ早くに専門の医療機関で診察を・・・と記載されています。みなさんは性感染症が疑わしいときにどちらの病院に行けばいいのか、何科にかかればいいのかおわかりになりますでしょうか?一般的には男性は泌尿器科や皮膚科、女性は産婦人科といわれていますし、厚生労働省のリーフレットにもそのように記載されています。ただ、私は、可能であれば性病科にかかることをおすすめします。性病は感染症です。皮膚科、泌尿器科など発症の部位を目当てに病院を探されても、感染症領域の専門ではないことがままありますので、こと性感染症に関してuptodateな診療ができるかというと、なかなか難しいものがあるのです。甲府メンズメディカルクリニックは県内唯一の性病科です。何かございましたら是非ご相談ください。当院はメンズクリニックではありますが、性病はパートナーの男女が一緒(同時)に検査、診療を受け治療しなければピンポン感染を繰り返しいつもでも完治しませんから、お二人でのご相談ということであれば女性についても一緒に診察をさせて頂きます。正直なところ、甲信地方も他県同様性病が増えております。今年に入ってからも右肩上がりに患者様の数、ご相談、増えております。ご心配がおありの方は是非是非当院にご相談ください。050-1033-8926ご予約随時受付中です!

2013年9月17日火曜日

かんとん

台風一過とはこのことでしょうか。素晴らしい秋晴れですね。この3連休は自然の猛威になすすべもなく、被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。ゲリラ豪雨、猛暑、竜巻、台風、地震などなど、ここ数年、自然は人間を嫌っているのではとさえ感じられる出来事も多いですが、今日のような美しい日にはその考え方は間違いだと気づかされます。自分に都合よくコントロールできるという勘違いを捨て、今日のような日も厳しいときもそういうものだと思って受け入れる以外にないのでしょう。 さて、カントン包茎は普段は亀頭をどうにか露出させることができますが先端が狭いため、無理にむいたりすると、包皮口が亀頭の根元を締めつけ元に戻すことができなくなることもあります。症状が軽度であれば、この締め付けの不快な点さえ我慢できれば日常生活にさほどの支障はないと言えます。でも重度になってくると、包皮をむくのに無理をすることになったり、そうしてようやくむいても、包皮口が陰茎を圧迫して亀頭が鬱血してしまい元に戻らなくなって(戻せなくなって)しまうことがあります。放置すれば鬱血している部分が壊死する恐れもありますから、恥かしいからと様子を見ているのではなく、速やかに医療機関で処置を受けることをお薦めします。と言っても、相当の痛みを伴いますので我慢して様子見ということは恐らくできないとは思うのですが・・・。また、無理にむかないようにしていても、性交渉の時やシャワーの水圧など、意図せず包皮がむけてしまう場合もありますから注意が必要です。戻せなくなったときの心配に加えてカントン包茎は、亀頭の発育が遅れ先細りになりやすかったり、内側にカスが溜まりやすかったり、陰毛が包皮に絡まりやすく陰毛が引っ張られ痛くなったり、逆に陰毛が包皮を傷つけてしまうことなど何かと問題があります。さらにこれら難点がもととなって、包皮や亀頭が炎症(痛みなど)を起こしたり、通気性が悪くばい菌の温床になり、性病にかかりやすくなるといったリスクもあるのです。不衛生なまま性交渉を行うとパートナーにも垢や菌などを移してしまい、不妊症の原因や子宮頚癌の可能性を高める危険性さえ出てきます。また心理的にも、コンプレックスや先ほど書いた性交渉により意図せず包皮が反転し亀頭が鬱血状態に陥ったトラウマから、性生活自体や異性関係そのものに消極的になってしまう方もいらっしゃいます。カントン包茎は治療可能な症状です。お困りの方は是非一度甲府メンズメディカルクリニックにご相談ください。受付随時050-1033-8926。お気軽にお電話ください。