2010年10月25日月曜日

無痛包茎治療が人気です

気付けばだいぶ秋も深まってきました。朝晩は暖房を入れる日もあります。できるだけ厚着で我慢しようと思いますが、風邪をひいてはもともこもないので適宜調整しています。
さて、当院には18歳から70歳代まで幅広い患者様が来院されます。手術、処方、診療など目的も様々、お越し頂くきっかけ、動機も様々で、お話を伺うたびに勉強になります。手術件数夏以降は増加傾向と思います。やはり季節が良くなって衛生管理がしやすくなったということと、行楽シーズンでゴルフコンペ、社員旅行の季節ということも一因のようです。診療日は手術中で院長が電話に出られないこともございますが、時間をおいてお掛け直しいただければ必ず対応いたします。
ところで開院以来のことではありますが、手術の痛みを心配されていた患者様が麻酔の極細針を刺した瞬間に気が付かない時がとてもうれしいですし、患者様が治療に満足されて感謝してもらえる事が私には何よりも励みになります。私は患者様の痛みに対する不安に最大に配慮することが非常に重要と考えています。そうでなくても思い切って治療をしようということでいろいろなストレスを抱えていることで、物理的に排除できる不安要因は私の方で対処しようと考えています。包茎治療も亀頭に包皮内板の癒着が残存した真性包茎から、狭窄の強いカントン包茎など難易度の高い包茎治療を日常的にこなしています。繊細に緻密に正確に手術することをモットーとしており、総合病院の泌尿器科や全国チェーンの美容外科クリニックのアルバイト研修医にはマネの出来ない治療だと自負しております。男性のもっともデリケートで一人に一本しかないかけがえのない臓器の手術を任せて頂くわけですから大きな責任を感じますし、体調も万全の状態で執刀するように心がけています。短小などでコンプレックスを抱えていた患者様が笑顔になって当院を出られる瞬間をお見送りするのがとても好きです。常に患者様の立場に立って親身に親切に、それまでの苦悩を理解し共感しつつ一緒に解決策を模索してゆくこと。医師になって一番うれしいことは患者様の悩みを解放する手段が自分の手のなかに持てたことです。常に技術の向上を図り、精進してまいります。もっと大勢の患者様の悩みを解決してあげたいし力になりたいと思います。お悩みの方はまずは一度お電話ください。 直近の御予約可能日は11月30日(土)となっております。手術のご予約ご相談は随時行っておりますのでお気軽にお電話ください。

2010年10月10日日曜日

積極的な治療が必要な包茎とは?

予報より早めに雨が上がって快晴の日曜日。同じ仕事をするにしても晴れの方がやっぱり気持ちいいですね。明日の体育の日もお天気に恵まれそうですから、仕事の合い間に少しでも外に出て新鮮な空気を吸いたいと思います。
さて、今回は積極的に治療をした方がよいと思われる包茎についてのお話です。言うまでもなく包茎は病気ではありません。勃起時に皮の余りがまったくなく丁度良ければ、普段かぶっていても包茎ではありません。では包茎とは何かというと、それは勃起時に皮がだぼつく、上下に動くというように皮が余っている状態を指します。 皮が5ミリ余っていても10センチ余っていても、皮の余りがあれば包茎なのですが、普通皆様が気にされていることは、包皮の余り具合ではなく通常時に亀頭が露出しムケた状態になっているかどうかという一点に尽きます。いわゆる仮性包茎の状態ですが、これは必ずしも治さなければいけないというわけではないと私は考えています。そんな状態を気に病み、社員旅行、ゴルフコンペ、修学旅行あるいは異性との交際などなど避けられない日常生活なのに消極的にしか参加できない、あるいはそういう機会を逸するということであれば、いっそ治してしまったほうがよいとは思っていますが・・・。では、積極的に手術が必要な場合は?それは真性包茎とカントン包茎です。真性包茎の場合、亀頭が洗えないので清潔にできません。そのため被っている部分が炎症を繰り返し癒着を起こしてしまう事もあります。癒着は亀頭と皮がくっついてしまう事で、ひどくすると治療をしてもちゃんと亀頭が出なくなってしまいます。 さらに、先の部分が炎症を起こすとオシッコの出口が狭くなり排尿が困難になります。排泄行為は避けて通れませんし、意外と繊細、敏感な部位ですので排尿痛はかなりの苦痛ですから、そうならないよう早めの処置、日ごろのお手入れが必要だと考えています。カントン包茎の場合はむきづらいため清潔を保つ事がかなり困難です。包皮の先端が炎症を起こすとよりさらに狭くなり、真性包茎になってしまう事もあります。治そうと思って自分でむいた状態にしておいたり、セックス時にムケてしまったり、シャワーの水圧で突然勝手にむけてしまって、皮が戻せなくなりペニスがエリマキトカゲのように腫れてしまう事もあります。 いわゆるカントン発作ですが、これは時に激痛を伴いますし放置してはペニスが腐ってしまう事もありますので大変危険です。以上の2種類は是非治療をお考えになった方がよいと思います。
仮性包茎でも普段被ってしまうくらい余りの多い方や包皮が炎症を起こしやすい方は、カントン包茎に悪化してしまう事もありますのでご注意ください。被っている包皮は簡単に炎症を起こします。さらに、性行為後は相手の体液やコンドームの潤滑剤により、アレルギー性のかゆみ・発疹を起こす事もあります。性病防止の観点からも行為後はシャワーなどでよく洗い流し清潔を保ってください。
真性、カントン、仮性・・・すべての包茎と性病診療に熟達しておりますので、お悩みの方は是非甲府メンズメディカルクリニックにご相談ください。院長がおこたえいたします。次回ご予約可能日はいまのところ10月23日(土)となっております。

2010年10月2日土曜日

淋菌、クラミジア増えています!

天気予報がちょっと嬉しい方向に外れた感じで、今日はとても気持ちの良い秋晴れでしたね。勝沼ぶどうまつりは天気にも恵まれ大盛況の様子でしたが、私は楽しげに行き交う人々を傍目にクリニックに直行しましたので残念ながら見に行くことができませんでした。来年は是非、ワインなど味わいたいと思います。
さて、夏にも警報を発令しましたが、甲信地方でもまだまだ性病の流行におさまる気配がありません。性病関連の患者数は右肩上がり、中でも淋菌、クラミジア感染が非常に増えていると実感しています。
クラミジアについてちょっと書いてみますが、クラミジアは男性の場合、白濁した膿が少量出る(ガマン汁に似ている)・軽い排尿痛があるもしくは尿道に違和感(ムズムズ、モゾモゾ)を感じるなどの症状が典型的ですが、自覚症状がない場合もたまに見られます。一方女性の場合はほぼ無自覚です。いずれにせよ男女ともに症状が弱いため病気と気付かず、パートナーの発症または検査で偶然見つかる場合が少なくありません。しかしながら、放置すると女性では子宮頚管炎を起こし、上行感染により不妊症の原因となる骨盤内感染症を
起こすことがあります。
当院はメンズクリニックですが、男性諸氏にとっての大切なパートナーである女性のクラミジア感染症は不妊症、流早産の原因の一つとなり得ます。自分自身がリトマス試験紙と思い、大切なパートナーのためにも、またご自身のためにも、原因行為と気になる自覚症状がございましたら、少しでも早く検査をしてください。陽性となった場合には是非お二人で治療をし、完治させてください。当院は完全予約制、男性スタッフオンリーのメンズクリニックですのでご安心してご相談ください。次回予約日は10月10日(日)となっております。