2010年2月27日土曜日

一番厄介なのはカントン包茎

このところカントン包茎のご相談を多く受けております。包茎は、真性、カントン、仮性と大きく3つに分類できます。真性包茎の場合は亀頭を露出する事がまったくできない為、裸のお付き合いや、性行為を半ばあきらめている方も多く、何もしなければ特に外傷的な痛みはありませんが、カントン包茎は状態にもよりますが厄介な事も多いです。例えば性行為の時に包皮が切れる、裂けて痛いという症状が最も多くまた、亀頭包皮炎を起こす方が非常に多いのです。一度切れると切れた部位が硬くなり、より切れやすくなると言った状況で、性行為はおろか入浴時包皮を洗うだけで切れてしまう方までいます。他にも、見た目の問題、衛生面や性病の問題、性交渉の問題を考えると、カントン包茎が日常生活を送るうえで一番厄介な症状なのかなとも思います。
カントン包茎の状態でも、軽度(包皮口がやや広い状態)と重度(包皮口が狭く無理に剥かないと亀頭が露出できない状態)に分かれますが、重度の場合、無理に包皮を剥いて戻らなくなり、特有の大きな腫れが生じる事があります。かなりの痛みを伴う為、担ぎ込まれるように来院され、緊急手術を要する場合もあります。
以前「ものすごく腫れて治らない。痛くてたまらない。」と悲鳴に近いSOSを訴えるお電話をいただいたこともあります。その患者様は、元々包皮口が狭く亀頭を露出する事が困難だったのが嫌になり、前の晩から剥いたままの状態にしてその日も仕事に行ったものの、昼過ぎから痛みを感じ職場のトイレで確認すると、尋常ではない腫れに驚いたとのこと。痛みを伴う為、元に戻す事ができず、タウンページをめくって病院を方々探した結果、仕事後夜遅くにも対応可能だった甲府メンズに電話されたとのことでした。その日の午後は冷や汗をかきながら何とか仕事をこなしたそうですが、腫れがどんどん大きくなりとてもあせったそうです。また、絞厄輪による締め付けで亀頭とサオの境目がすごく腫れるというカントン包茎特有の状態に陥りながら、あまり痛みがなかった為、1ヵ月近く放置したという方のご相談を受けたこともあります。基本的にはそのままにしておくと、血流が悪くなり腫れた包皮が壊死しますので、重篤な状態になる可能性が極めて高いですから、カントン包茎特有の腫れが生じた場合は、できるだけ早めに専門院に行く事をお勧めします。
ところで、カントン包茎は症状によって仮性包茎と違う包皮の切除方法になる為、とても技術の必要とする手術です。カントン包茎なのに仮性包茎の手術をしてしまい、カントンの状態で一番不要な締め付けの部位(絞厄輪)を残してしまっているなど他院の治療痕をしばしば見受けます。技術不足、認識不足により誤った包茎手術をいったん受けてしまうと、余っている包皮がない限り、再手術が不可能となってしまいますから、ご自分のナニの状態をよく見極め、最初から技術を伴う経験豊富な医師にご相談されることをお勧めいたします。当院はカントン包茎も豊富な治療経験がございますから、安心してご相談ください。次回包茎手術、長茎術、亀頭増大術のご予約可能日は3月12日(金)、13日(土)となっております。3月6日(土)、7日(日)のキャセル待ちは受付可能ですので、お問い合わせください。

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