2010年6月15日火曜日

カンジタ性亀頭包皮炎にご用心

とうとう梅雨入りしましたね。梅雨入り宣言してもしばらく晴天が続いて拍子抜け・・・のような年もあるのに、今年はどうやら本当に梅雨らしい梅雨になりそうな予感がします。それでもまだ気温が低めなのが救いでしょうか?今日などはひどい降りではありましたが比較的過ごしやすい日だったように思います。
さて、これまでにも何度か書きましたが、梅雨時、夏場は亀頭包皮炎が増える時期です。包茎の方は特に気をつけてお過ごしください。
この時期多くなるのは、カンジダ性亀頭包皮炎。カビの一種で主に疲労やストレスなどが原因で起こるカンジダが亀頭に炎症を起こしている症状なのですが、性感染による発症も多く完治しいくいのが特徴です。抗真菌剤軟膏の患部への使用や抗真菌剤の服用を約3ヶ月程度続けると沈静化するといわれていますが、再感染、発症のリスクが高く繰り返し起こしやすい症状でもあります。包茎の方がカンジダ性の亀頭包皮炎をわずらいやすい理由ですが、常日頃亀頭が包皮に包まれて、湿気が高い状態でカンジダなどのカビが繁殖しやすいからです。ですから、高温多湿の日本の夏場は特に清潔を心がけないとムケていても危険なのですが、包茎の方ですとケアしきれないこともあり包皮炎が増えるシーズンといわれているのです。当然ながらカビの一種の感じたですから女性でも同時期に発生しやすく、カンジダ性の亀頭包皮炎は性交渉が原因となることが多いため、6~9月の湿気が高くなる時期は、性交渉の際はコンドームを使用したり、清潔にすることを心がけるなど、十分注意する必要があるのです。仮性包茎をはじめ包茎の男性は殊に注意する必要がありますが、より確実な予防として包茎を治してしまうのも手かもしれません。当院でもこの時期の治療増えてきております。次回ご予約日は6月19日(土)となっておりますので、包茎治療お考えの方は本格的梅雨到来前にも是非ご相談ください。ED薬、AGA薬処方、性病診療もご予約受付中です。

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