2015年4月21日火曜日

クラミジア

旋風に加え時折叩きつけるような雨が降りました。この風で道路に散りばめられた遅咲きの八重桜の花びらに雨があたって、それはそれで風流なような気もしますが、やはり見上げる枝と葉と花の隙間から青空が眺められるような日の方が好きです。 さて、本日はクラミジアについて。クラミジアの原因菌はクラミジアトラコマチスといい、かつて一般的には目のトラコーマ原因菌として知られ眼病として悪名高い菌でした。近年、水道の整備が進んできて目のトラコーマは自然になくなっていったのが、性器や咽頭には依然として住み着いており、今や性感染症(性病)として知名度が上がっています。クラミジアは、<A:口と口>、<B:口と性器>、<C:性器と性器>が直接接触することで感染します。もちろん、不用意に膿に触れた手で目をこすったりすると、言うなれば性病由来の眼病も発症します。そうなってしまえば、タオルを共用したりする家族や近しい人たちにもうつります。何よりも将来的に不妊症の原因となります。疑わしい行為をしてしまったとき、少しでもおかしな症状が出た時には早急に検査をし適切な治療を受けていただきたいと思います。恥ずかしいからと医療機関にかからずに放置してはいけません。膿などの症状そのものは数日でいったん治まってしうこともあります。でも治ったわけではないのです。菌が潜在化しただけです。女性などは特にそもそも自覚症状すらありません。当たるも八卦当たらぬも八卦の確度の低いインターネットでの簡易キットによる検査などはせず専門の医療機関にご相談ください。甲府メンズメディカルクリニックは県内唯一の性病科です。お気軽にご相談ください。

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