2016年8月29日月曜日

性病全般

2週連続で台風が日本列島に迫っています。今回もまた関東、東北、北海道と東日本中心に影響が大きそうで嫌な気分です。ただ、このところ夜になると秋の虫の音が聞こえてきます。加えて昨日、今日は曇りのせいもあってかだいぶ涼しくなりました。夏が台風とともに去ってゆくのもまた寂しい限りです。 蒸し暑い季節、亀頭包皮炎でご来院の患者様がずいぶんいらっしゃいました。ただ、亀頭包皮炎の影には必ず原因となる菌があり、その先には必ず原因となる行為があります。しばしば繰り返される報告ですが、抗生物質の効かない淋菌が流行っています。淋病に抗生物質が効かなくなりつつあります。淋菌は最初はペニシリンが効かない耐性菌ができ、それ以降、さまざまな抗生物質が開発されては効かなくなっています。淋菌に限らず、細菌と抗生物質は常にいたちごっこなのですが・・・。ともかく、今現在、淋菌は日本においてセフィキシムという抗生剤が一定投与量では効く人と効かない人が半々という状況、その場合には別の注射剤の抗生剤が使われています。しかしながら5年ほど前に日本でこの抗生物質に対しても完全に耐性をもつ菌が発見されました。現時点で最後の切り札とされている抗生物質に耐性を持ついわゆるスーパー淋病が発見されているのです。感染症医療最前線は常にこういう状態ですが、みなさん、疑わしい行為と症状があったらすぐに専門の医師にかかってください。早期に正しい投薬と正しい服用で治しきることが性病の感染拡大、多剤耐性菌の発生を抑制するのです。自分のことだけでは済まないのが性感染症です。みなさん、ご自分の体の諸症状にはぜひ敏感になってください。そして自己判断をせず、ネットの利便性に逃げず、ぜひぜひ専門の医師にご相談をいただければと思います。

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