2017年6月4日日曜日

包茎手術~術後について~

今日はちょっと雲が多かったけれど美しい青空が広がって気持ちよい日曜日でした。空気も乾いていて日陰は涼しいくらいでしたね。 さてさて、ある患者様が初めて来院されたときのご相談です。真性包茎にお悩みでオペを希望されていたのですが、当初術後の様子に不安を抱いてなかなか踏み切れなかったとのことでした。ネットなどで情報収集したところ、術後にオナニーしてはダメとか、勃起しただけで血が出て止まらないとか書かれていて心配になったそうです。朝勃ちはするしオシッコも毎日しますからいろいろと不安になるのはわかります。そこで、本日は包茎手術後の状態とケアについて少々書きたいと思います。甲府メンズメディカルクリニックではみなさんに、親知らずの抜歯に置き換えてお考え頂いております。ただし、痛みについては親知らずの方が上、生活の不自由さについては同程度もしくは包茎手術が若干上といった感じです。なぜならオシッコや朝ダチといった生理現象は自分でコントロールできず、我慢のしようもないから、ペニスの治療がちょっと厄介かなというところです。ただ、その場合の痛みや出血、慣れるまでの不自由さも案ずるより産むが易し、乗り切れるレベルのことと信じています。術中、術後の出血が皮下出血(出血斑)として残ることがありますが、青~黄~消失と次第に消えていきますので心配いりません。術後勃起時、特に「朝ダチ」の時に縫合部は引っ張られて痛みを感じる方が多くうっすらとにじむ程度の出血を伴う方もいらっしゃいますが、次第に痛みは薄れますからしばしの我慢です。また、勃起のたびにペニスが浮き輪のようにむくむこともあります。これは、直後は皮下のリンパ液・静脈の循環が悪いためで、循環が再生すれば次第にむくまなくなります。甲府メンズメディカルクリニックでは術後ちょっとしたことでも気になる方には逐次ご報告を頂き、診察をさせていただいております。ほとんどが通常の経過の範囲内ですが、一生に一度の経験でご自身では判断がつかないという場合もありますので、どんどんご相談をいただければと考えています。不安を覚えたというご意見は以上のような症状ですが、生活で一番不便なのが排尿時とのお声があります。包皮が急になくなるため、排尿の際に尿が飛び散ることもありますし、術後すぐですと包帯をした状態ですので、トイレがなかなか難しいこともあるようです。状況次第で術後1週間くらいは便器に座って排尿することをお勧めします。また、術後約3週間はセックスができませんが、これは我慢をしていただく他ないです。3週間の根拠ですが、抜糸後ということです。ただし当院ですと合成の吸収糸を利用していて糸は1~4週間で自然に切れますのでその後ということになります。全身麻酔をほどこすようなおおごとではないものの、やはり外科的施術ですので多少の覚悟は必要かもしれません。しかしながらいっときのご不自由やちょっとした痛みは乗り越えられる範囲のものですから、どうぞそこまで恐れずに、納得ゆくまで術前説明をしてもらえアフターケアの万全なクリニックさえ選べば安心して臨める手術と信じています。甲府メンズメディカルクリニックにお問合せください。

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