2009年4月2日木曜日

男性の割礼(=包茎手術)、がんの原因となる性感染症も予防

割礼(=包茎手術)の効果の最新の研究結果が発表されましたのでヤフーから転載します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090326-00000807-reu-int
 [ロンドン 25日 ロイター] 男性の割礼が、性器ヘルペスやがんの原因にもなるウイルス感染のリスクを軽減することがわかった。米国とウガンダの研究チームが25日、発表した。  医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」に掲載されたこの研究は、2つの臨床試験で合計3000人以上の成人を対象に行われた。それによると、割礼をすることで、異性間の性交渉で性器ヘルペスに感染するリスクは25%減少し、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染するリスクは約30%減少することが分かったという。 HPVは、世界で最もよくみられる性感染症で、毎年30万人の女性が死亡している子宮頸(けい)がんの原因にもなっている。 この研究に資金を提供した米国立衛生研究所のAnthony Fauci氏によると、これまで、割礼によって異性間の性交渉によるHIVの感染リスクが半減するという研究結果は示されてきた。しかし、米国では割礼をする人の割合は減少。同氏は「新たな研究で、割礼が性器ヘルペスやHPVの感染にも効果があるという有力な証拠が示された」と述べた。 この研究で、HIVやHPVの感染率が高いアフリカなどの開発途上国では、割礼を予防策として用いることができる可能性も示された。 2007年以降、世界保健機関(WHO)と国連合同エイズ計画(UNAIDS)は、異性間性交渉によるHIV感染が広がっている地域では、感染リスクを低減させることができるとして割礼を推奨している。
当院にも多数の尖型コンジローマ患者様が来院されますが、考えてみればほぼ100%包茎の患者様でした。性病診療後に包茎治療のため再来院される患者様も多く、包茎を治さないと安心できないと思います。先月もイギリスの芸能人女性が子宮頸ガンで亡くなったと報道されましたが「感染するガン」というものは大変深刻な問題だと思います。私も中央アフリカ共和国のHIV感染対策として成人の包茎治療を推奨しており、昨年のTICADではボジゼ大統領にも接見し医療支援を申し出ました。日本もHIV感染はまだまだ同性間感染の方が多いのですが、異性間感染も増えてきています。日本も異性間交渉によるHIV感染が広がっている地域としてWHOが包茎治療を推奨しているといえるかも知れませんね。当院では明日4月3日午前中にも包茎治療が可能です。050-1033-8926までお電話ください。

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