2010年10月2日土曜日

淋菌、クラミジア増えています!

天気予報がちょっと嬉しい方向に外れた感じで、今日はとても気持ちの良い秋晴れでしたね。勝沼ぶどうまつりは天気にも恵まれ大盛況の様子でしたが、私は楽しげに行き交う人々を傍目にクリニックに直行しましたので残念ながら見に行くことができませんでした。来年は是非、ワインなど味わいたいと思います。
さて、夏にも警報を発令しましたが、甲信地方でもまだまだ性病の流行におさまる気配がありません。性病関連の患者数は右肩上がり、中でも淋菌、クラミジア感染が非常に増えていると実感しています。
クラミジアについてちょっと書いてみますが、クラミジアは男性の場合、白濁した膿が少量出る(ガマン汁に似ている)・軽い排尿痛があるもしくは尿道に違和感(ムズムズ、モゾモゾ)を感じるなどの症状が典型的ですが、自覚症状がない場合もたまに見られます。一方女性の場合はほぼ無自覚です。いずれにせよ男女ともに症状が弱いため病気と気付かず、パートナーの発症または検査で偶然見つかる場合が少なくありません。しかしながら、放置すると女性では子宮頚管炎を起こし、上行感染により不妊症の原因となる骨盤内感染症を
起こすことがあります。
当院はメンズクリニックですが、男性諸氏にとっての大切なパートナーである女性のクラミジア感染症は不妊症、流早産の原因の一つとなり得ます。自分自身がリトマス試験紙と思い、大切なパートナーのためにも、またご自身のためにも、原因行為と気になる自覚症状がございましたら、少しでも早く検査をしてください。陽性となった場合には是非お二人で治療をし、完治させてください。当院は完全予約制、男性スタッフオンリーのメンズクリニックですのでご安心してご相談ください。次回予約日は10月10日(日)となっております。

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