予報より早めに雨が上がって快晴の日曜日。同じ仕事をするにしても晴れの方がやっぱり気持ちいいですね。明日の体育の日もお天気に恵まれそうですから、仕事の合い間に少しでも外に出て新鮮な空気を吸いたいと思います。
さて、今回は積極的に治療をした方がよいと思われる包茎についてのお話です。言うまでもなく包茎は病気ではありません。勃起時に皮の余りがまったくなく丁度良ければ、普段かぶっていても包茎ではありません。では包茎とは何かというと、それは勃起時に皮がだぼつく、上下に動くというように皮が余っている状態を指します。 皮が5ミリ余っていても10センチ余っていても、皮の余りがあれば包茎なのですが、普通皆様が気にされていることは、包皮の余り具合ではなく通常時に亀頭が露出しムケた状態になっているかどうかという一点に尽きます。いわゆる仮性包茎の状態ですが、これは必ずしも治さなければいけないというわけではないと私は考えています。そんな状態を気に病み、社員旅行、ゴルフコンペ、修学旅行あるいは異性との交際などなど避けられない日常生活なのに消極的にしか参加できない、あるいはそういう機会を逸するということであれば、いっそ治してしまったほうがよいとは思っていますが・・・。では、積極的に手術が必要な場合は?それは真性包茎とカントン包茎です。真性包茎の場合、亀頭が洗えないので清潔にできません。そのため被っている部分が炎症を繰り返し癒着を起こしてしまう事もあります。癒着は亀頭と皮がくっついてしまう事で、ひどくすると治療をしてもちゃんと亀頭が出なくなってしまいます。 さらに、先の部分が炎症を起こすとオシッコの出口が狭くなり排尿が困難になります。排泄行為は避けて通れませんし、意外と繊細、敏感な部位ですので排尿痛はかなりの苦痛ですから、そうならないよう早めの処置、日ごろのお手入れが必要だと考えています。カントン包茎の場合はむきづらいため清潔を保つ事がかなり困難です。包皮の先端が炎症を起こすとよりさらに狭くなり、真性包茎になってしまう事もあります。治そうと思って自分でむいた状態にしておいたり、セックス時にムケてしまったり、シャワーの水圧で突然勝手にむけてしまって、皮が戻せなくなりペニスがエリマキトカゲのように腫れてしまう事もあります。 いわゆるカントン発作ですが、これは時に激痛を伴いますし放置してはペニスが腐ってしまう事もありますので大変危険です。以上の2種類は是非治療をお考えになった方がよいと思います。
仮性包茎でも普段被ってしまうくらい余りの多い方や包皮が炎症を起こしやすい方は、カントン包茎に悪化してしまう事もありますのでご注意ください。被っている包皮は簡単に炎症を起こします。さらに、性行為後は相手の体液やコンドームの潤滑剤により、アレルギー性のかゆみ・発疹を起こす事もあります。性病防止の観点からも行為後はシャワーなどでよく洗い流し清潔を保ってください。
真性、カントン、仮性・・・すべての包茎と性病診療に熟達しておりますので、お悩みの方は是非甲府メンズメディカルクリニックにご相談ください。院長がおこたえいたします。次回ご予約可能日はいまのところ10月23日(土)となっております。
2010年10月10日日曜日
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