2011年12月4日日曜日

亀頭周辺のブツブツ

雲一つない快晴でしたね。空も空気も澄み切ったとても気持ちのよい一日でした。昨日の土砂降りから一転、すがすがしい日曜日を過ごすことができました。
さて、亀頭周辺部のブツブツを彼女に指摘されたということで診察に来た患者様がいらっしゃいました。亀頭周辺のぶつぶつは大きく分けて尖圭コンジロームという性病と性病ではないフォアダイスコンディションパピローマという2つが原因です。見た目には区別がつきにくく、いずれにしても女性は不快な思いをしたり、ひどい状態ではおそらくご自身もちょっと嫌な気分になるような見た目になります。
コンジローマの方ですが、ヒトパピローマウィルスの感染によって亀頭カリ部分や亀頭直下の薄い包皮にできるイボ状のでき物です。 痛み・かゆみなどを伴わないので放置してしまう人もいますが、どんどん増殖して皮膚ガンの原因や近年女性の病気死亡の第2位の『子宮頸がん』の原因になるとも言われています。見た目にも本当にひどいとカリフラワー状になってしまいます。さすがにそこまでなれば気づかないということはないと思いますが、部位が部位だけに病院に行くのをためらわれる方は相当数いらっしゃるようです。 コンジローマは再発性も高く、治療開始が遅れると完治するまでに半年~1年以上かかるケースもありますのでお早めご相談いただきたいと思います。また、感染や悪化と亀頭周辺部の不衛生さとは確実に因果関係があり、当院に治療にお越しになる患者様のほとんどが包茎の方です。コンジローマの治療と同時に包茎手術を行うことで、再発を最小限に抑えその他の性病等にも感染しにくい状態になりますので、併せてのご相談もお受けしております。
直近のご予約可能日は12月11日(日)12日(月)となっており、急患にはそれ以外にも対応可能な場合もございます。まずはお電話やメールにてお問い合わせください。

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