2012年8月25日土曜日

性病予防の観点から

暑いですね!暑いものを暑いといっても仕方ないのですが、ついつい「暑い!」とつぶやきながら水をゴクゴクと飲んでしまいます。一日どれだけ飲んでも足りないような気がします。皆さんも水分と栄養補給はこまめに、そして意識的に行ってください。熱中症は大変危険です! さて、手術すべきか、するべきではないか、包茎は世の男性の悩みのタネ。仮性包茎といえどあなどれず、包皮炎などを繰り返すことで癒着がおき二次性カントン包茎に移行したりすることもありますし、自分自身に満足できずに治療にのぞまれる方もいらっしゃいます。最終的な決断は人それぞれではありますが、男性なら一度はこのままでいいのか?と思い悩まれたことがあるのではないでしょうか?ただ、ことHIV/エイズ予防に関しては、亀頭包皮切除手術、つまり包茎手術がきわめて有効であるということが統計上証明され、世界保健機関(WHO)と国連HIV/エイズ合同計画(UNAIDS)ともに包茎手術をHIV/エイズ予防対策の1つに加えました。予防効果がみとめられるのは包皮を切除することで亀頭の表皮が硬くなりウイルスが侵入しにくくなるためと考えられており、他の細菌も感染しにくくなるということで、エイズが依然猛威をふるうアフリカ諸国では、こうした亀頭は「ナチュラル・コンドーム」と呼ばれているそうです(あくまで性感染症予防の観点からですのでご注意を!)。先日の報道では隣国中国でもHIV感染が爆発的に増えているとか。日本ではあまり報道はされませんが、やはり日本のHIV感染者も確実に増えています。HIV が世にみとめられた当初に比べ投薬などでコントロールがきくようになったことから危機意識が薄らいでいるせいか、教育上の配慮もあまりされていませんが、やはりHIVは危惧すべき性病の筆頭です。また、性病の臨床経験から申しましても、やはり包茎の方は衛生管理の難しさや包皮につつまれた亀頭の繊細さから傷がつきやすく性病に感染しやすいのは事実です。私としては、やはり性病予防の観点から包皮切除は行うべきではないかと考えています。9月1日(土)ご予約承ります。そのほか日時ご希望の方もお問い合わせください。

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