2012年9月8日土曜日

生涯現役でいきましょう!!

暑いです。・・・が日中のみで朝晩は比較的過ごしやすく、また月がとても綺麗に見えるようになりました。セミの声もいつの間にか少なくなって、気づけば夕方きこえる鈴虫やコオロギの虫の音。秋は近づいていますね。 さて、今日は海外の学会発表に基づく状況を踏まえ、日本にもあてはまることを報告しようと思います。米国内分泌学会が発行する学会誌(Endocrine News)9月号で「中高年のセックス教育が重要」との呼びかけがされまた。同誌によると男性は80歳まではテストステロンの血中濃度は高水準でなると指摘した上で、80歳までは性活動に積極的であることを否定する必要もなく、生殖能力に減衰もみられないとしています。そして女性のように油断しがちなものの、予期せぬ妊娠を防ぐ意味で常にコンドームを着用するよう指導し続けるべきであることを強調しています。同学会では、最近の研究として、57歳から64歳までの73%、65歳から74歳までの53%、75歳から85歳までの26%が性的に活発だとも説明しているのですが、不慮の妊娠に加え今、中高年層の性感染症の感染率が高まりつつある点の注意喚起もしています。米国性感染症学会の学会誌(Sexuall Transmitted Infections)には米国ではここ10年間で感染率が2倍になったとの記述があり、その理由は「妊娠の懸念がなく、コンドームを使わないから」と推定しています。米疾患対策センター(CDC)によると、国では新規HIV感染症の17%、新規AIDS診断者の23%は50歳以上となっているという報告もありますから、やはり中高年以上が油断しがちな点は日米共通の懸案事項ではないでしょうか。性感染症の罹患率が高い高齢層ですが、感染の増える要因としては、長寿化や離婚率の上昇が挙げられるとのことや、医学的な背景としては、女性の膣内のpHが高齢になるほど高くなり、性感染症に感染しやすくなる点が指摘されています。日本では離婚率の上昇という点は数値に反映されるほど影響はないと思いますが、一昔前に比べて性的に開放的になっていることは老若男女問わず事実で(悪いことばかりではないと考えています・・・)、男性ならば35歳から80歳までテストステロンの血中濃度は高水準であることも考えあわせると、米国で報告されている通り、私も「性感染症が多いからといって、禁欲を強いるべきではない」「セックスの時にコンドームを着用するよう指導するのが大切」という意見を支持します。甲府メンズではテストステロンゲルやED薬の処方、年齢を問わない包茎治療や亀頭増大と、男性生涯現役をサポートする治療を行っております。そして万が一の場合の性病診療や予防、検査なども専門としておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。9日(日)、15日(土)包茎治療、亀頭増大術のご予約いただけます。

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