2026年4月29日水曜日

性器ヘルペス

性器ヘルペスとは、ウイルスの一種である単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)または2型(HSV-2)を病原体とする主に性行為で感染する疾患で、性器やその周辺に水疱性病変や浅い潰瘍が形成されます。初発では外陰部の水疱や潰瘍病変があらわれ、激しい痛みを伴うため大変苦痛が大きいです。またヘルペスウイルスに一度感染すると、体内からヘルペスウイルスを取り除くことはできません。ヘルペスウイルスは神経をつたって、主に腰仙髄神経節などに潜伏感染し、潜伏感染したヘルペスウイルスは風邪、過労、深酒、免疫力低下など何等かの外部要因によって再活性化し、再び神経をつたって、元の場所の粘膜や皮膚に病変を表します。そのため、一度ヘルペスウイルスに感染した人は、長年にわたって再発を繰り返します。ただ再発では無症状の方も多く、気づかない間にパートナーに感染をさせてしまうこともあります。単純ヘルペスウイルス1型(HSV−1)は主に口唇やその周囲に感染し、単純ヘルペスウイルス2型(HSV−2)は主に性器に感染するのですが口唇ヘルペスにかかったことがある人とのオーラルセックスで口から性器にHSV−1が感染することもあり、逆にHSV−2の初感染経路はほとんどが性行為ですが、性器同士の接触がなくても唾液などを介して感染させてしまうこともありえます。一見病変がなく正常に見える性器や肛門部の皮膚からの伝播や、ヘルペスの自覚症状が全くない時でも粘膜や分泌液などにウイルスが含まれている場合は感染することもあります。治癒後も女性は特に月経時、男女とも性行為、免疫力が低下したときなど様々な誘因で再発を繰り返します。繰り返しますが男女ともに感染していても無症状の場合があり、一度発症してしまうと再発率が非常に高い性感染症といわれています。大事なことは初発にせよ再発にせよ早期発見早期治療です。お心当たりの方は当院までお問い合わせください(050-1033-8926)。GW中も対応可能です!