以下、読売新聞掲載記事です。
「奈良県は26日、同県内の40歳代の男性が昨年6月、性的不能治療薬「シアリス」の模造薬を飲んで一時的に意識障害を起こし、救急搬送されたと発表した。
男性は回復したが、模造薬には正規品と比べて10-2・5倍にあたる有効成分50ミリ・グラムを含むという表示があったという。厚生労働省によると、偽シアリスの健康被害の確認は初めてといい、注意を呼びかけている。
県によると、男性は模造薬をインターネットで購入。服用の数時間後にけいれんなどを起こし、搬送先の県立医大病院(奈良県橿原市)で脳の静脈に血栓が確認されたという。
シアリスは国内では日本イーライリリーが製造販売し、日本新薬が発売。日本新薬広報部は「偽物は血圧降下など予期せぬ健康被害が出る恐れがあり、注意してほしい」としている。」
当院でも再三再四注意喚起しておりますが、ニセED薬にはくれぐれもご注意ください。ネット上の個人輸入代行品、医師の処方によらない販売、通信販売などはすべて偽物です。薬事法の関係で詳細は説明できませんとの説明は逃げ口上です。中国や最近は北朝鮮の不衛生な工場でペンキや絵の具で色付けされて偽造されているバイアグラ・レビトラ・シアリスの偽造品は鉛や水銀を含んでいて危険です。シルデナフィル(バイアグラの有効成分)が入っていないものが約3割あるそうですが、有効成分が入っている物の方がより重大な問題で最大で80倍も入っているものがあり、重篤な健康被害が出ています。海外では命にかかわる例もあるほどです。今回の報道で日本でも重篤な健康被害を及ぼした事例が公になりましたが、水面下では実は死亡例もあるのではと思われます。バイアグラが効かないと言っている方は大抵偽物を飲んでいるからです。
どうか恥ずかしいなどという理由で医師から処方をうけずに安易な方法でED薬を入手することはおさけください。当院の薬は県内卸より今月仕入れたての純正品ですし、みなさまの状態を把握したうえで処方させていただいております。安心してご来院ください。直近の処方可能日は4月30日(土)となっております。お時間お問合せのうえご予約ください。
2011年4月26日火曜日
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