2011年5月2日月曜日

包茎と性病

強い風とにわか雨がちょっと気になるGW前半でしたが、日中の天気には比較的恵まれているような気もします。今年は最大10連休などとも言われていますが、遠出をする人が少ないようで、月金を穴埋めせずにカレンダー通りご出勤の方も多いようです。お疲れ様です。かく言う私も連日頑張って診療しております。
さて、ゴールデンウィーク以降、暑くなるという季節柄もあってか性病診療を希望される方がとても増えます。もちろん、GW中ともなると夜間・休日診療をしている保険医療機関が少ない影響もあって当院にお越しくださる方が多いのも一因とは思いますが、それだけでもないような気がします。というのも、性病のご相談ということでご予約をいただき、その後手術を検討される方が大勢いらっしゃるからです。亀頭に面した包皮の内側には尿や垢がたまりやすく、陰毛がからんで汚れも付着しやすいので、病原菌の温床になります。どんな方でもケアが必要な箇所ですが、包茎がある場合にはケアが非常にしにくい、場合によってはできないという方もいらっしゃいますし、普段かぶった状態ですから、汚れなどの度合いもきつくなるわけです。そういった汚れは悪臭の原因にもなりますし尿道炎や包皮炎の原因にもなります。炎症があったり、雑菌がわいたまま密閉空間をつくる包皮内部に病原菌を内包すれば性病にもかかりやすくなるわけで、包茎の方が性病をわずらいやすいということは臨床経験上やはり否定できない事実だと考えています。また、若い時は問題がなくても、年を取ると体力や免疫が落ちて感染・炎症を繰り返すことが珍しくありません。
GW後半、比較的ゆっくり過ごせるこの時期に、性病にかかりにくい状態ずくりということで、包茎手術をお考えになってみてはいかがでしょうか?直近の診療可能日は5月4日(水)となりますが、GW期間でほかのご希望がおありの場合にはまだ若干枠もございますのでお問合せいただければと思います。5月4日(水)は性病診療、ED/AGA薬処方もご予約可能となっております。

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