2017年4月10日月曜日

性病は性病科へ!

ここ数年は3月中に満開を迎えてしまっていた桜ですが、今年は新年度入社式や入学式シーズンにぴったりそろいましたね。先週末は花曇りに雨となんとなくどんよりしましたが、概ね気持ちの良いスタートを切れた新年度なのではないでしょうか? しかしながら・・・年度末、年度始めという歓送迎会のシーズンは性病感染のハイシーズンであることご存知でしょうか?お酒が入って少々はめをはずしてしまう、新しい学校、職場の先輩に誘われて・・・などなど、風俗デビューを果たす新人さんが多いのはこの時期です。性感染症は種類によって様々な症状がみられますが、性的な接触(セックス、アナルセックス、オーラルセックス)をもった後に以下の様な症状があったら、性感染症を疑ってみましょう。①性器周辺の痛みやかゆみ②性器周辺の腫れや皮膚の潰瘍、水泡、コブ状のできもの③尿道のかゆみや排尿痛、尿道からの膿④のどや口周辺の痛みや腫れ、できもの⑤陰毛部の激しいかゆみ⑥分泌物の変化(尿道から膿がでる、おりものの増加・チーズ状・悪臭がする、下着に黒色点状のシミ)⑦性器周辺・太もものリンパ・肛門周辺・手指・口唇などのしこりや腫れ⑧発熱、咽頭炎、倦怠感、筋肉痛、嘔気、黄疸などの全身症状。文字にしてしまうと仰々しい感じがしますが、これら症状がソフトに出た場合、案外体の変化に気付きにくいものです。また、症状が全くでない場合もあるのです。でも新たなパートナーや風俗関係に行かれた方で少しでも違和感を覚えた場合には早めの検査を推奨いたします。人には相談できないし、病院に行くのも不安ということも多いと思います。また、外した診療科に行ってNG処方をうけかえって性病が悪化してしまう場合もあります。性病を疑われたら必ず性病科で受診してください。早めの対処が肝要です!

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