2011年5月14日土曜日

包茎は自然に治るものではありません

五月晴れとはこういう日をいうのかという、さわやかで気持ちのよい週末です。
さて、「包茎は自然に治ったり自分で治すことは出来ますか?」と患者様からご質問を受けることがあります。結論を言ってしまえば、残念ながら自然に治ったり、自分で矯正することはできませんということになります。
男性の場合通常、18~20歳位で身体的な成育が完了します。背丈がだいたい高校生くらいまでに伸びきるのと同様、ペニスもその時期には最終的な大きさになります。だいたいその頃までに包皮が自然に剥ける、つまりは何もしなくても自然に露茎する方が殆どです。「手を触れなくても時期が来て自然に露茎する」これは思春期の始まりから終わりにかけて徐々に変化していく包茎でない男性のペニスの状態です。子供の頃の亀頭の先まで包皮に覆われた真性包茎状態ペニスが成長し、先端部分から時間をかけて包皮がめくれていき、「普通に生活していてもそのめくれた状態が続く」といった感じでしょうか。皮がめくれたばかりのペニスは包皮に守られていた為、外部から強い刺激を感じると痛みを伴いますがそのまま生活していると徐々に亀頭の皮が厚くなりある程度の刺激を感じても平気なようになります。子供から大人への変化ですので「治癒」という表現は当たりませんが「自然に露茎する」最初で最後のチャンスは思春期以降の成長期といえるでしょう。もちろん、この変化には個人差があり、早くから包皮が完全に裏返る人もいれば、露茎の途中でその変化が止まってしまう人、一応露茎はしているもののカリ部分に若干皮がかかっている人など様々です。
この過程がうまくゆかず、剥けない状態が続くことでペニスが大きくなりきらない、あるいは大きくなる力が緩やかで皮が剥けきらないなど、最終的にペニスのサイズに対し包皮があまる状態にお陥る場合があるのです。この「若干皮が余っている(=被っている)」状態をいわゆる「(仮性)包茎」と呼びます。勃起時にちゃんと露茎して機能面にも問題が無いのであれば、あとはご本人の気の持ち方ひとつですので、治療を要するかどうかは別ですが、一度ゴールを見たペニスのサイズと皮の長さが自然に変化するということはありません。また、通信販売などでよく見られる包茎矯正グッズや器具を使用して包皮炎を患い当院へ来院される方もたくさんいらっしゃいます。余っている皮膚が道具などで縮まることは医学的にはありえません。余った皮を切るか、中身をサイズアップするかいずれにしても医学的な処置を施さなければ包茎状態は解消しません。先にも書いていますが、だからといって必ず解消しなければいけない問題というわけでもないのです。甲府メンズメディカルクリニックにはさまざまな理由から包茎を解消したいとお考えの患者様の診察をし、ご相談した上で治療を望まれる方に望まれる治療をしております。ですからもし「いつかどうにかなる・・・」、「恥ずかしいから自分で何とかしよう・・・」という気持ちで自分ひとりで問題を解決しようとしている方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談いただきたいと思います。予約受付から術後のフォローアップまですべてに院長が関わり、最小限の男性スタッフで対応して秘密厳守しております。治したいけど何とかなるからという期待で現状を維持されている方には是非、さわやかなこの季節に甲府メンズにお問い合わせいただきたいと思います。夏を迎える前にすっきりしてしまいましょう。包茎治療、亀頭増大術についての直近のご予約可能日は5月21日(土)となっております。メールkofummc@gmail.comかお電話050-1033-8926までご予約ください。

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