こどもの日があいにくの曇り空、このところの陽気を思うと肌寒くも感じられるようでちょっと残念ですが、大人としてはGWのイベント手仕舞い、明日か週明けからの仕事に備えるべく家路を急ぐといった気分を後押ししてもらえたような気がしなくもありません。
さて、明日以降をゴールデンウィーク明けと呼ぶのか、日曜日まで含むのか悩むところですが、一応当院のGWキャンペーンは日曜日まで好評継続中となっております。終盤ですが若干予約枠もございますので、包茎治療、性病診療ご希望の方はお問合せいただければと思います。
前回、性病感染のリスク軽減のため包茎治療を考える方のお話をしましたが、衛生面を考えて包茎手術を受けられる方も多いのでご報告です。包皮や亀頭には汗腺はもちろん皮脂腺もあるのですが、そこから分泌される液が特殊な臭いをだします。それが亀頭と包皮の間に溜まり、さらに、チコウや残尿がたまり混ざり合い、嫌な臭いがパワーアップすることがあります。オシッコ行く度に、ペニスを洗って清潔に保てれば良いのですが、それは現実的には難しいでしょう。普段から亀頭が全て出ていれば、臭いや衛生面の心配はほとんどなくなります。真性包茎の場合、亀頭が洗えないので清潔にできませんからやはり治療をおすすめいたします。たびたびお話していますが、真性包茎で常に被っている部分が炎症を繰り返し癒着(亀頭と皮がくっついてしまう事)を起こしてしまう事もあります。ずっと放っておいて癒着がひどくなると先の部分が炎症を起こしてオシッコの出口が狭くなり、最悪排尿困難になります。カントン包茎の場合も同様で、ムきづらいため清潔に保つ事が出来ません。包皮の先の部分が炎症を起こすとより狭くなり、真性包茎になってしまう事もあります。さらに、ムいた状態にしておいたり、セックス時に勝手にムケてしまったりして、皮が戻せなくなりペニスがエリマキトカゲのように腫れてしまう事もあります。 カントン発作といわれるこの状態は緊急に処置をしないとペニスが腐ってしまう事もありますので危険です。仮性包茎の場合は、普段被ってしまっている方や包皮が炎症を起こしやすい方は、カントン包茎に悪化してしまう事もありますのでご注意ください。特に、被っている包皮は弱く簡単に炎症を起こしますし、性行為後に体液やコンドームの潤滑剤によるアレルギー性のかゆみ・発疹を起こす事もあります。
衛生面に端を発する問題点は様々です。積極的治療あるいは必要な治療といった判断は医者ではなく患者様ご本人が主観的に、実情に照らしてされるべきと思いますが、ひとついえる事は、包茎は放っておいて変化する状態ではないということです。治るというと包茎状態がいけない状態といったニュアンスを与えるので避けたいのですが、何も処置をせずに包茎状態が包茎でなくなるという変化をすることはないので、理由が何であれ変えたいという思いがある場合には専門のクリニックにご相談してみるのが一番と思います。
甲府メンズメディカルクリニックは、週末・深夜も対応できる男性スタッフオンリーのクリニックです。GW終盤ももちろん診察、治療可能ですので、ご相談、治療をお考えの方は是非お問合せください。
2011年5月5日木曜日
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