当院の患者様は性病の検査や治療、包茎手術、ED薬・AGA薬処方などはっきりとした目的を持ってお問合せくださる方が大多数ですが、中には漠然としたお体に関する悩み、はっきりとはわからないけれども病的な症状かもしれないという不安からご相談をお寄せくださる方もいらっしゃいます。そういう方は大抵何科に相談すればよいか見当をつけることも難しかったとおっしゃいます。メンズクリニックというクリニック名から推して頂ければ幸いではございますが、男性特有の体に関するお悩みについてでしたら、まずはどんなことでもお気軽にお問合せいただければと思っております。お話を伺えば、少なくとも当院で検査、治療法をご提案できるか、他科にかかったほうがよいのかといったアドバイスはその場で差し上げることができます。その後、当院での治療をご希望であればご予約いただけばよいと思いますし、他でももう少し情報収集してみようという方は、情報の1つとして私の回答を記録していただければと思います。
たとえば、以前、性交時に精子に血が混ざっていることに気付き不安に思ってご相談のお電話をくださった患者様がいらっしゃいました。何科にかかってよいかわからないけれど、ことがことだけにかかりつけ医には相談しにくかったということでした。私の答えはといえば・・・・
「精液の色がピンク色や真っ赤になる、赤黒い小さな点々が混じるなど、精子に血が混じった状態を「血精液症」と言うのですが、コンドームを使用していると気づきやすく、ナマですと女性に出血の原因があるかと見過ごしがちなのですが、今回は気付いてよかったですね。「血精液症」の原因は外傷、感染症(性病)、癌、原因不明の特発性出血など色々ですが前立腺炎、精嚢炎が多いことは多いです。前立腺炎の原因としては、大腸菌によるものが多い一方、クラミジア、淋菌、ウレアプラズマ、マイコプラズマ、トリコモナスなど性病に関係する菌も原因となります。前立腺炎の症状として血の混入以外に発熱、尿道の不快感、排尿痛、射精時痛、会陰部痛、下腹部痛、尿道からの膿など性病にもみられるものも多く、またこれらをまったく伴わない場合もあります。性病ですと、パートナーなどにもうつしてしまう可能性もありますので、「精液の様子がいつもと違うような気がする」といった場合、今回のように急に血が混じるようになったという場合は、早めに専門医の診察を受けてください。性病を疑われる場合、当院のようなプライバシー最優先の自由診療クリニックなら検査の秘匿性が気になるようであれば対応できます。・・・・・・・・。」
という主旨のものでした。結局この方には性病を疑わなければならない心当たりがあって当院で検査、さらに治療をすることになりました。大事なのは症状を見過ごさない、専門医に相談してみるということではないでしょうか?そもそも症状を見逃さない意識の高い方でしたし、早期発見と徹底した治療ですぐに治ったようです。またGFの検査と治療もきちんとしてくださいました。
当院は、提供する医療水準は可能な限り高いところを目指す一方、敷居は出来る限り低くというのが理想と思っています。こんなことくらいで相談してよいのか?とか診療科が違うかもしれないと躊躇されることもあるかと思いますが、気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。
6月15日(水)包茎手術、亀頭増大術、性病診療、ED/AGA薬処方いたします。
2011年6月13日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿