2012年12月25日火曜日

包茎の中でも・・

今年の冬は寒いですね。雪も多くスノボやスキーが好きな方々には楽しみな冬ですが、それにしても仕事を思えば楽しめるのは週末程度、仕事に支障をきたしたりもして困ることの方が多いのかなと後ろ向きにもなってしまいますが、でも年末年始を控えたこの時期に至っては少々嬉しい気分にもなります。雪のクリスマスや雪の大晦日やお正月はやはり風流だしのんびりした雰囲気もでますよね。 さて、本日はカントンのお話です。クリスマス間近ということもあってか、普段そこそこ洗っていたあそこを念入りに洗おうとボディソープ数種を駆使してシャワーでゴシゴシ洗っていたら戻らなくなってしまったという方が先日ご来院になりました。実は緊急体制で処置をさせていただいた事例です。戻らないこと1日半、過去そういう経験があったもののしばらくして思い切って戻そうとすると戻ったということもあったのでしばらく様子見をしたそうです。ところが今回に限り、一向にもどる気配はなく、過去最長記録(3日ほどとおっしゃっていました)までなんとか自力で・・・と様子見をしていたもののドーナツ状に腫れ上がってきてしまい心配になったとのこと。見た目の異様さにギョッとしてお電話を頂いたのですが、その時点で痛みはあまりなかったそうです。ただ、実際にご来院いただいた頃には腫れがさらに悪化し、痛みも出てきおりました。応急処置でまずはもとに戻し、じっくり診察、今後の展開についてご相談させていただきました。年内駆け込みですが善は急げとばかりに手術のご予約を承っております。 カントン包茎はやっかいです。性行為中に腫れてしまった、剥く練習をしてたら戻せなくなった、シャワーを浴びていたらめくれてしまった・・・などなど、カントン包茎の方は元に戻せなくなって大変な思いをされた方が結構いらっしゃるのではないでしょうか。それでも大事に至る前になんとかなればよいのですが、今回のように病院にまで駆け込まないまでも痛い思いをされた方は多いことと推察いたします。そうでなくとも用心に用心を重ねて生活するため、ついつい洗いがおろそかになり臭いがきつくなってしまったり炎症をおこしてしまったりという方も多いように思います。狭窄によるうっ血や腫れなどの予防のためにも、かんたんなお手入れで済ませるためにも(性病予防には重要です!)早期治療で困らない生活を安心して送って欲しいと思います。