2017年12月30日土曜日

性病

一昨日までの寒さが緩み昨日は比較的暖かかったと思いますが、年末仕事納めにあたって本当に寒い一週間でしたね。風邪などひいていらっしゃらないでしょうか? 今年は新聞、ネットニュースでもたびたび梅毒罹患危機的増加について取り上げられてきました。ひところ、梅毒は忘れ去られた病気で、医療機関でも梅毒検査にまで思いが及ばず検討違いの検査をしていたこともあったくらいですから、一般の方にしてみたら天然痘同様根絶済みの感染症と思われていたのではないでしょうか?ところが、近年の大流行、梅毒は決して昔の病気でも根絶された病気でもなく、まして風俗産業の職業病でもなく、性行為をする方ならどなたもが気を付けなければならない病気なのです。幸いにもニュースになればこそ皆さんが性病に関し良い意味で恐怖心を持って下さり、確認のための検査を受けてくださるようになったと思います。性病はきちんと治療すれば治る病気です。だからこそ、良い意味の恐怖心を持ちつつ、正しい知識をもって予防を心掛け、疑わしい症状がでたら早めに専門医療機関にかかって確度の高い検査をして頂きたいと思います。予防第一ですが、万が一の場合には早期発見早期治療が何よりです。感染拡大は避けましょう。

2017年9月10日日曜日

亀頭包皮炎

晩になるとうってかわって涼しいですね。セミもまだまだ鳴いていますが、スズムシやコオロギの鳴き声も聞こえてきます。秋が早足で近づいています。 さて、このところ亀頭包皮炎を患って来院される患者様急増中です。今年の夏は夏らしくない雨続きでへんな気候でしたが、こんな夏は要注意です。というのも、湿度はあるのに曇っていたり雨だったりで気温が低いからとお風呂を省略して軽くシャワーで済ますなとという方が多いようで、それってやっぱり本当の意味で清潔にはならないんですよね。亀頭包皮炎は亀頭包皮に出来た小さな傷に、黄色ブドウ球菌や大腸菌などの細菌や、白癬やカンジダなどの真菌が入り込み、繁殖することで発症します。普通に生活をしていても罹患しうるわけですが、やはり成人男性に多いのはカンジダをはじめとする真菌性の亀頭包皮炎やウレアプラズマ、マイコプラズマといった細菌感染によるものなのです。カンジダは女性の膣に常在する真菌、カビの一種ですから、性交渉を通じて女性からカンジダ菌をもらうことで感染にいたるカンジダ性亀頭包皮炎もある意味性病(性感染症)とみなしてよく、淋菌、クラミジアの類縁菌であるウレアプラズマ、マイコプラズマ感染は完全に性感染症です。基本的にペニスは空気にさらされているのでカンジダ菌等は繁殖しづらい環境なのですが、先に書いたようにペニスを不衛生な状態にしていたり、包茎であったりすると繁殖する可能性は高くなるわけで、夏の終わりから今くらい亀頭包皮炎が例年大流行となるわけです。原因行為に思い当たるところがあり、ペニスが赤くなる、かゆい、白っぽい湿った垢が出る、カサカサの薄皮のようなものが出るなど症状がありましたら当院にご相談ください。亀頭包皮炎は放っておくと尿道炎を起こすこともあり、症状が進行すると鼠径部のリンパ節の腫れ、さらには陰茎がんに進展する可能性もあります。早期に原因菌を特定して治しておかないと別の性感染症の罹患率も上がりますから、ちょっとした皮膚の傷だとかかゆいだけなどと放置せずに性病科の受診をおススメいたします。専門外の医院で出される軟膏などで症状を悪化させることもありますので要注意です。お気軽にご相談ください。

2017年7月14日金曜日

包茎手術ご相談受付中です!

梅雨はどこへ行ってしまったのでしょうか?ゲリラ豪雨のような雨が散発的に日本を襲っていますが、しとしとと降るイメージの梅雨って今年はとくにないですよね。代わりに秋の長雨が今までの梅雨のイメージとなりつつあります。気候変動ですね。それにしても熱中症にはじゅうぶんにご注意ください。さてさて、包茎って治さなきゃいけない・・・と思っている方は昨今少ないのではないでしょうか?正しく認識されてきているのは良いことと思います。そう、必ずしも治さなければいけないものではないのです(ただし、真性包茎やカントン包茎など、その中でも多種多少ではありますが、治すべき状態の場合もございます)。包茎のうちもっとも数が多いと言われている仮性包茎は病気ではありません。ただ包茎によって生じるご不便、実害をお感じになる方がいらっしゃるのも確かで、ご本人がその状態を解消しようと思えば包茎治療という手技は必要なものとなってきます。臭い、短小、早漏、性病、セックスへの影響さらには男としての自信というメンタルな問題もデメリットといえるのではないでしょうか。身体的なことでいえば、例えば臭いの問題。亀頭の冠部にある皮脂腺から出る分泌物や、精液や尿の残りカスなどが混じり、それが乾燥して固まると恥垢になります。ここまでは包茎でない方も同じことですが、包茎のペニスは常に包皮に覆われているぶん、恥垢が溜まりやすく気づけばカリの下部や裏筋の辺りにびっしりということもあるのです。これで悪臭が発生してしまうと、自身もパートナーも不快な思いをすることに。また臭いがコンプレックスとなり、女性に対して消極的になってしまう人もいるようです。とにかく毎日しっかり洗浄することですが、カントンや真性などそれが難しい場合には、炎症なども起こす可能せいがある汚れですので治療をご検討いただくのも一計かと思います。男性のコンプレックスになりがちな「ペニスの短小」はどうでしょう。実はこれも包茎が原因となる場合があります。本来、亀頭は包皮が剥けた状態で成長するものですが、常に亀頭が包皮に覆われているため、亀頭の成長が妨げられ、先細った短小のペニスになってしまう場合があるのです。成長期に包茎の状態で過ごしてしまい、比較的短め、小さめということもお悩みの方は包茎治療と同時に亀頭増大術もおすすめしています。性病や早漏との関連もありますが、こういったデメリットを考えればオペにて一気に解消というのも一つよい方法化と思います。甲府メンズメディカルクリニックでは、治療すべきかそうでないかという段階でお悩みの患者様のご相談にも応じております。甲府メンズメディカルクリニックでは院長が初診からアフターケアまで責任をもって対応しておりますので、何はともあれまずはご相談ください。

2017年7月2日日曜日

夏到来・・・か?

なんだかはっきりしないお天気続きでいやですね。でも梅雨にしてはしとしとと降り続く雨というより、曇りからのぱらつく雨もしくは2-3時間ずつまとまった雨の合間に曇り空、程度で済んでいる日が多いような気もします。一部集中豪雨の地域もあり、まだまだ心配な季節ではありますが、今週は軒並み気温も高そうで関東甲信地方は早くも梅雨明けかなどという予報もでているようです。みなさん、熱中症にはご用心ください。 突然ですが、カリを大きくしたいと相談にみられた患者様がいらっしゃいました。ただ、オペはちょっと怖いということでした(痛みに弱いそうです)ので亀頭増大術をおすすめした次第です。甲府メンズメディカルクリニックでは亀頭増大術には高純度のコラーゲンを採用しておりますが、カリ周辺にコラーゲン注入することで、全体的にペニスが大きく立派なイチモツへと変身を遂げます(注入量、もとの大きさに応じて仕上がりサイズは異なります)。包茎などが原因で亀頭が小さく先細りの方であれば、亀頭を増大することでバランスがよくなり格好の良いペニスになり、また軽い包茎であれば、大きく張ったカリによって包皮がかぶることを防げますから包茎状態が改善されるという効果も期待できます。性行為時に刺激を与えるのも受けるのも亀頭のカリ首ですから、亀頭のカリ部にコラーゲンを注入すれば注入部が大きく硬くなり性行為のパワ-アップでパートナーにとってはより刺激的に、またご自身については厚みが出た分感覚が少しだけ鈍くさせることができますので早漏防止の効果も得られます。注入のみとはいってもきちんと麻酔をいたしますので、今回ご相談にいらした患者様のように痛みに弱い方でも、切る、縫うを伴わない亀頭増大術は痛みという意味でご負担はより少ないかと思います。亀頭増大、包茎手術をご検討の方は是非一度甲府メンズメディカルクリニックにご相談ください。

2017年6月4日日曜日

包茎手術~術後について~

今日はちょっと雲が多かったけれど美しい青空が広がって気持ちよい日曜日でした。空気も乾いていて日陰は涼しいくらいでしたね。 さてさて、ある患者様が初めて来院されたときのご相談です。真性包茎にお悩みでオペを希望されていたのですが、当初術後の様子に不安を抱いてなかなか踏み切れなかったとのことでした。ネットなどで情報収集したところ、術後にオナニーしてはダメとか、勃起しただけで血が出て止まらないとか書かれていて心配になったそうです。朝勃ちはするしオシッコも毎日しますからいろいろと不安になるのはわかります。そこで、本日は包茎手術後の状態とケアについて少々書きたいと思います。甲府メンズメディカルクリニックではみなさんに、親知らずの抜歯に置き換えてお考え頂いております。ただし、痛みについては親知らずの方が上、生活の不自由さについては同程度もしくは包茎手術が若干上といった感じです。なぜならオシッコや朝ダチといった生理現象は自分でコントロールできず、我慢のしようもないから、ペニスの治療がちょっと厄介かなというところです。ただ、その場合の痛みや出血、慣れるまでの不自由さも案ずるより産むが易し、乗り切れるレベルのことと信じています。術中、術後の出血が皮下出血(出血斑)として残ることがありますが、青~黄~消失と次第に消えていきますので心配いりません。術後勃起時、特に「朝ダチ」の時に縫合部は引っ張られて痛みを感じる方が多くうっすらとにじむ程度の出血を伴う方もいらっしゃいますが、次第に痛みは薄れますからしばしの我慢です。また、勃起のたびにペニスが浮き輪のようにむくむこともあります。これは、直後は皮下のリンパ液・静脈の循環が悪いためで、循環が再生すれば次第にむくまなくなります。甲府メンズメディカルクリニックでは術後ちょっとしたことでも気になる方には逐次ご報告を頂き、診察をさせていただいております。ほとんどが通常の経過の範囲内ですが、一生に一度の経験でご自身では判断がつかないという場合もありますので、どんどんご相談をいただければと考えています。不安を覚えたというご意見は以上のような症状ですが、生活で一番不便なのが排尿時とのお声があります。包皮が急になくなるため、排尿の際に尿が飛び散ることもありますし、術後すぐですと包帯をした状態ですので、トイレがなかなか難しいこともあるようです。状況次第で術後1週間くらいは便器に座って排尿することをお勧めします。また、術後約3週間はセックスができませんが、これは我慢をしていただく他ないです。3週間の根拠ですが、抜糸後ということです。ただし当院ですと合成の吸収糸を利用していて糸は1~4週間で自然に切れますのでその後ということになります。全身麻酔をほどこすようなおおごとではないものの、やはり外科的施術ですので多少の覚悟は必要かもしれません。しかしながらいっときのご不自由やちょっとした痛みは乗り越えられる範囲のものですから、どうぞそこまで恐れずに、納得ゆくまで術前説明をしてもらえアフターケアの万全なクリニックさえ選べば安心して臨める手術と信じています。甲府メンズメディカルクリニックにお問合せください。

2017年6月3日土曜日

包茎手術

6月最初の土日は爽やかな週末ですね。からっと晴れてまさに運動会日和です。こんな天気が1年中続けばいいのですが、そうはゆきません。来週末くらいには関東甲信地方梅雨入りでしょうか?じめじめと嫌な季節になります。亀頭包皮炎や性病、やはり増えてくる時期ですのでご注意ください。 さて、本日は包茎手術のこと。社員旅行、ゴルフコンペから将来の介護を考えてなど、老若問わず色々な理由から手術を思い立ってご相談にいらっしゃる方、お問合せから実際にご来院頂く方までたくさんいらっしゃいます。真性包茎やカントン包茎など事実上治療が「必要」な方もいらっしゃいますが、仮性包茎の場合はそれぞれのお考え次第で必要と思われる方が思い立ったが吉日、専門のクリニックで経験豊富な医師に相談のうえ治療をうけるのが一番と思います。その際、治療前に複数のクリニックを比べてみることも大事なのではないでしょうか。包茎治療は基本的に一生に一度の治療になるので、傷口がいかに目立たないかというのはとても大事なポイントになります。 綺麗に仕上げるにはやはり、経験と実績が物を言います。ですから治療を行う医師に経験・実績があるかどうかを知るということはとても大切ですし、医師も人ですから相性というのもまた大切ではないでしょうか?基本的に初診、治療と場合によってはアフターケアと一般的な病気の治療と違い長いお付き合いというわけではないかもしれません。でも患者様に寄り添う姿勢というのはやはり大切なことです。一部クリニックではカウンセリングと称し医師以外の医療スタッフが最初の相談を受ける院もあるとか。甲府メンズメディカルクリニックは最初から最後まで院長医師が担当させて頂いております。ご相談のみでも大丈夫ですので、包茎手術を考えていらっしゃる場合には、選択肢の1つとしてご相談いただければと思います。

2017年4月10日月曜日

性病は性病科へ!

ここ数年は3月中に満開を迎えてしまっていた桜ですが、今年は新年度入社式や入学式シーズンにぴったりそろいましたね。先週末は花曇りに雨となんとなくどんよりしましたが、概ね気持ちの良いスタートを切れた新年度なのではないでしょうか? しかしながら・・・年度末、年度始めという歓送迎会のシーズンは性病感染のハイシーズンであることご存知でしょうか?お酒が入って少々はめをはずしてしまう、新しい学校、職場の先輩に誘われて・・・などなど、風俗デビューを果たす新人さんが多いのはこの時期です。性感染症は種類によって様々な症状がみられますが、性的な接触(セックス、アナルセックス、オーラルセックス)をもった後に以下の様な症状があったら、性感染症を疑ってみましょう。①性器周辺の痛みやかゆみ②性器周辺の腫れや皮膚の潰瘍、水泡、コブ状のできもの③尿道のかゆみや排尿痛、尿道からの膿④のどや口周辺の痛みや腫れ、できもの⑤陰毛部の激しいかゆみ⑥分泌物の変化(尿道から膿がでる、おりものの増加・チーズ状・悪臭がする、下着に黒色点状のシミ)⑦性器周辺・太もものリンパ・肛門周辺・手指・口唇などのしこりや腫れ⑧発熱、咽頭炎、倦怠感、筋肉痛、嘔気、黄疸などの全身症状。文字にしてしまうと仰々しい感じがしますが、これら症状がソフトに出た場合、案外体の変化に気付きにくいものです。また、症状が全くでない場合もあるのです。でも新たなパートナーや風俗関係に行かれた方で少しでも違和感を覚えた場合には早めの検査を推奨いたします。人には相談できないし、病院に行くのも不安ということも多いと思います。また、外した診療科に行ってNG処方をうけかえって性病が悪化してしまう場合もあります。性病を疑われたら必ず性病科で受診してください。早めの対処が肝要です!