2011年11月27日日曜日

包茎手術は必要ですか?

今季最後の秋晴れでしょうか?もう空気はすっかり冬ですね。キーンと張り詰めた早朝の空気は刺すような冷たさですが、洗われるような気持ちよさも感じます。もう少しするとこんなことを言っていられないほどの寒さになってゆくのだとは思うのですが・・・。
さて、よく言われることですが、・・・・包茎って治さなきゃいけないの?・・・・でしょうか?性病は絶対に治さなければいけません。なぜなら、自分だけの問題ではすまないから、また重篤な後遺症(不妊症など)をひきずる可能性があるからです。でも、皆様もお感じのとおり、包茎治療は、これとはちょっと事情が違いますね。
包茎のうちもっとも数が多いと言われている仮性包茎は病気ではありません。でも“包茎によって生じるデメリット”をお感じになったり体験される方がいらっしゃるのも確かで、ご本人がその状態を解消しようと思えば包茎治療という手技は必要なものとなってきます。臭い、短小、早漏、性病、セックスへの影響さらには男としての自信というメンタルな問題が主なデメリットではないかと考えます。
たとえば臭いの問題。亀頭の冠部にある皮脂腺から出る分泌物や、精液や尿の残りカスなどが混じり、それが乾燥して固まると恥垢になります。ここまでは包茎でない方も同じことですが、包茎のペニスは常に包皮に覆われているぶん、恥垢が溜まりやすく気づけばカリの下部や裏筋の辺りにびっしりということもあるのです。これで悪臭が発生してしまうと、自身もパートナーも不快な思いをすることに。また臭いがコンプレックスとなり、女性に対して消極的になってしまう人もいるようです。とにかく毎日しっかり洗浄することですが、カントンや真性などそれが難しい場合には、炎症なども起こす可能せいがある汚れですので治療をご検討いただくのも一計かと思います。
男性のコンプレックスになりがちな「ペニスの短小」はどうでしょう。実はこれも包茎が原因となる場合があります。本来、亀頭は包皮が剥けた状態で成長するものですが、常に亀頭が包皮に覆われているため、亀頭の成長が妨げられ、先細った短小のペニスになってしまう場合があるのです。成長期に包茎の状態で過ごしてしまい、比較的短め、小さめということもお悩みの方は包茎治療と同時に亀頭増大術もおすすめしています。
性病や早漏との関連もありますが、こういったデメリットなど考え併せ、よいタイミングでご自身が判断すると「必要か不要か」という疑問の答えがおのずとでてくるような気がします。甲府メンズメディカルクリニックでは、決断済みで治療方針などからのご相談という患者様はもちろんのこと、治療すべきかそうでないかという段階でお悩みの患者様からのご相談にも応じております。少しでも気になることがあれば、まずは専門家にご相談ください。甲府メンズは院長が最初の診察からすべて対応いたしますのでプライバシー厳守、医学的根拠と豊富な臨床経験に基づき診察、ご相談させていただいております。12月4日(日)包茎治療、亀頭増大術、長茎術のご予約承っております。

2011年11月23日水曜日

包茎手術は痛いですか?

さわやかな秋晴れですね。小春日和というにはちょっと肌寒い気もしますが、昼過ぎくらいにはもう少し気温も上がってくるのではと期待しています。春の桃の花の時期、夏の緑の山々もいいですが、晩秋から冬、キーンと張り詰めたきれいな空気の中の甲府盆地の景色も大好きです。
さて、当院にお越しいただいた患者様から、包茎手術をしようと考えたとき「手術ってめちゃくちゃ痛いんじゃないか??」いうことで二の足を踏んだという経験談を多数伺っております。
包茎手術は局所麻酔(手術する部分だけを麻酔する方法)をして行いますので 手術中の痛みは全くと言っていいほどありません。もちろん痛みは主観的なものですから、注射針を見ただけれ痛みを感じたり、何より恐怖感をお持ちの方もいらっしゃるわけで、逆に格闘技などしていれば一般人の感覚からするとはるかに強い痛みにも耐えられるわけです。極端なことを書きましたが、甲府メンズメディカルクリニックでは3段階局所麻酔 を採用しており、麻酔のための麻酔の処置をいたします。患者様からのお声を伺うと、術中なにかが触っているような感覚はあるけれど、「 痛み」ではなくあくまで何かがふれているような「感触」だそうです。もちろん麻酔が効いているかどうかもちゃんと確認してから手術を始めますので、術中に痛みを訴えられる患者様は皆無です。「手術=痛い」というのは当たり前のことかもしれませんが、こと当院の包茎治療、亀頭増大術については「まったく痛くない」というお声が100%です。術後3時間ほど(手術開始から5時間後)で麻酔が切れてきてきますと多少の痛みを感じる方もいらっしゃいますので、痛み止めのお薬も処方させていただいておりますが、3分の2の患者様は飲まずに乗り切られるとのことです。また手術後3,4日は勃起すると傷口が突っ張った感じがしてちょっと痛みを感じる場合もあるようですが、これもすぐになくなります。違和感が続く場合にはもちろん万全のアフターケアをサービスしておりますので随時対応しております。消毒など指示に従っていただければほとんど再診の要なく治療は完了します。あまり大それた治療とはお考えにならず、お気軽にご相談いただければと思っています。簡単な治療で心にたちこめる暗雲が一掃されるのであれば、これに越したことはありません。治療そのものは霧を晴らす障壁ではないということを知っていただければ幸いです。
11月27日(日)28日(月)手術枠若干ございますのでお気軽にお問い合わせください。

2011年11月13日日曜日

性病かなと思ったら

昨日の冷たい雨から打って変わって気持ちのよい晴天でした。気づけば街を歩いていて赤や黄色に色付いた葉を踏みしめることが多くなりました。秋は確実に深まっています。明日以降も甲信地方は小春日和が続くとのこと。今週こそ是非昇仙峡に足を伸ばしたいと思います。

さて、セックスの際、性病感染の不安が頭をよぎる方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?普段なんでもないときに意識はするものの、いざそういう場面になると「まさか自分が・・・」と他人事のように感じるあるいはそういったことを意識さえしないという方が案外多いのではないかと思います。しかし、性病診療の現場から言わせていただくなら、リスクは誰にも平等にあるということ。是非是非、性病予防を心がけた安全なセックスしていただきたいと思っています。残念ながら行為後、陰茎に違和感を覚えたり排尿時に痛みが出たり、尿道から膿が出るなどといった場合は、淋病、クラミジアに感染している可能性があります。亀頭や陰茎部ににきび状のぶつぶつが出来たなら尖形コンジロームが疑われます。コンジローマはかゆみが出る場合もあるのですがほとんど自覚症状が無いので放置してしまうとも多く、気づかないうちに症状が進行してカリフラワー状になってしまうこともありますし、一度除去しても再発する可能性も高く、包茎治療を同時に行うことで治療効果を上げることができます。部ログでも再三書いておりますが、これら性病はオーラルセックスでも感染しますので、本当にご注意いただきたいと思います。今週も性病診療、お問い合わせが非常に多くなっております。インフルエンザと一緒で流行中は感染リスクがUPしているということ。気になる症状がありましたら甲府メンズにお早めご相談ください。直近のご予約可能日は11月19日(土)、23日(水・祝)となっております。

しかし女性からのお問い合わせも多く、除去を希望される方も多いです。ほかにコンジロームと症状が似てるものに陰部伝染性軟属腫があります。これは性行為によって感染します。ただしコンジロームと違いカリフラワー状になることはありません。この3種類は痛み・かゆみがほとんど無い為、気付かないうちに数が増えることもあります。

性病かな?と思ったら早めに診察・治療をお勧めします。

2011年11月5日土曜日

肺がん・・・タバコよりも性病が危険?!

このところ雨の週末が続いていましたが、今日、日中までは好天に恵まれそうですね。暖かい秋の影響で紅葉も遅れていたようですが、昇仙峡の木々もようやく秋らしく赤や黄色に色づいてきたようです。郊外に足を伸ばす時間がとれればなぁと画策していますが、予約状況からして難しいかもしれません。
さて、このところ性病のお問い合わせが大変増えておりますのと、クラミジア、淋菌など陽性反応の出る患者様も増えております。甲信地方で大流行の兆し。ご注意いただきたいと思います。
ところで、先だって国際がん研究機関(IARC)がオーラルセックスによる肺がんのリスク増大を発表しました。この報告の中で、オーラルセックスが喫煙以上に高い肺がんリスク因子となっているという点は大いに注目すべきでしょう。以前から喉頭がん、肺がん等と「尖圭(せんけい)コンジローマ」の原因ウィルスであるヒトパピローマウィルス(HPV)の関連は指摘されていましたから、ここで重要なのはたばこのリスクよりも高いほど世界的にHPVが蔓延しているということではないでしょうか。HPVに起因するコンジローマは性器や口の中にイボ状のできものができるのが特徴ですが、これが口の中にできるのはオーラルセックスの証、このイボ自体は癌ではないもののHPVが体内に存在し続けることで発がんリスクが増すのです。HPVウイルスは非常に感染力が強く手指を介して口や陰茎に付着しただけで十分な感染リスクはあるのです。女性は性器感染から子宮頸がんへと悪化することが知られサーバリックスという予防ワクチンが昨年から日本でも承認されました。男性にもHPVに対するワクチンが必要なのではと議論されるほど深刻な状況なのですが、今のところ実行に移される予定はないと聞いています。男性は、性器が体外に出ている分、女性よりは清潔に保つことが可能で感染を抑制することが可能です。包茎の人は、包皮と亀頭の間に汚れがたまりウイルス感染の温床になるので十分なケアを心がけていただきたいと思います。せっかくのムードに水を挿すようですが、男性用のワクチンがない以上、コンドームの使用、セックス後のシャワー、手洗いと文字通り水を挿して清潔を心がけていただきたいと思います。また、HPV→コンジローマ→陰茎癌・喉頭癌・肺癌などと悪化を防ぐには、早期に性病を根治しウィルスを体内にとどまらせないことです。
恥ずかしい、何科に相談してよいかわからないからといって疑わしい症状があるにもかかわらず専門医院の診察を受けないという方も多いようですが、早期治療が感染拡大を防ぐ意味でも肝心です。甲府メンズメディカルクリニックにお気軽にご相談いただければと思います。直近の診療可能日は11月12日(土)となっておりますが、急患随時対応しております。まずはメールかお電話を!