2011年8月20日土曜日

包茎は一括りには語れません

暑さが和らいだのは有り難い限りですが、雨も結構厄介なものですね。ここ数年の傾向や今年に入ってからの自然の猛威を目の当たりにして、集中的に降られると大災害になるのでは・・・と過敏に反応してしまいます。実際、その傾向もありますし、用心に越したことはないですよね。
さて、仮性包茎はもっとも多い包茎の種類です。平常時は包皮が亀頭を覆っていて、手でめくると亀頭を簡単に露出することができるものです。勃起するとほとんど亀頭が自然に露出する正常に近い軽度の仮性包茎から、勃起時もほとんど皮を被ったままの重度の仮性包茎まで色々あります。普段、皮が被っているため、雑菌が繁殖しやすく不衛生になりがちな点、陰毛が包皮に絡まりやすく傷をつけるので包皮や亀頭周囲に炎症などを起こす可能性が高いというのもデメリットでしょうか。もちろん最大のデメリットは男性としての自信に係るメンタルの部分かもしれません。先に書いた通り軽度から重度までありますので仮性包茎といっても一括りはできないのですが、一般的に仮性包茎は必ずしも脱しなければいけない状態ではないと考えられています。当院でも、治療ありきという姿勢ではなく、ご本人様の要望に加えて診察、診断のうえで治療するかしないかを決定しています。仮性包茎に端を発し包皮炎や亀頭炎を繰り返して真性包茎、カントン包茎に移行してしまうケースなどもありますから、ペニスの状態そのものの判断をしつつ、個々に丁寧に問診、診察をさせていただいております。
そもそも当院にご相談いただくきっかけそのものが十人十色、患部の状態も個々に違うわけです。半ばマニュアル化され、パート医師に現場を任せっきりの大手クリニックチェーンと違い、初期のご相談、診察からアフターフォローまで院長がすべて引き受ける当院のやり方はきめ細かな対応を可能とする所以です。
包茎でお悩みの方は是非お気軽にご相談ください。
8月28日(日)包茎治療、亀頭増大術、性病診療のご予約可能です。

2011年8月13日土曜日

性病の傾向

 猛暑が戻ってきました。ひところの曇り空よりは夏らしくていいですが、気をつけていないと体に変調をきたしますね。
 さて、今日は過去1年間の当院で検査、診察をした性病の傾向についてお話しします。患者さんは、20代後半から30代にかけてがピークになっていて7割ほどを占めています。当院はメンズクリニックですので当然男性です。50歳以上の方が1割ちょっとを占め、男性の20代前半(20から24歳)と同じくらいの割合なのが興味深いところです。当院でも甲信地方で一番お安くかつ一番量を処方させていただいているED薬(シアリス、レビトラ、バイアグラ)の普及で元気に活躍する方々が増えてきたからでしょうか。QOL向上という意味では素晴らしいことですが、性病は年齢を問わず平等に感染しますので充分に気をつけてお使いいただきたいと思います。
 それぞれの病気についての割合は、淋菌感染症は12%、クラミジア感染症は8%、非淋菌非クラミジア尿道炎・膣炎が45%というような結果になりました。 非淋菌非クラミジア尿道炎・膣炎とは、いわゆる雑菌性尿道炎、細菌性膣炎と言われるもので、大腸菌、溶連菌、ブドウ球菌などの細菌によって起こるものです。こういった細菌によるもののほかに、マイコプラズマ、ウレアプラズマといったものによって尿道炎になるケースが増えています。 淋病の傾向として、オーラルセックスによって感染するケースが増えている点が挙げられます。今のような梅雨から夏にかけては、高温多湿に加え疲労などの抵抗力の低下、ホルモンバランスの変化によって体内の細菌バランスが変化し、カンジダが増殖することがよくあります。細菌性尿道炎も、きっかけはあるのですが、こういう夏の時期の方が抵抗力の低下やホルモンの変化などによってバランスが崩れ、大腸菌やブドウ球菌などが増えてきて起こしやすくなることが多くなります。ほかに ヘルペスは、全体の1~2%ほどですが年に1~2回ほど流行する時期があり、過去1年では11月にぐっと増えました。 尖圭コンジローマは全体の3%ほどを占めるくらいですが、患者さんの数がジワジワと増えています。再発も多く治療は厄介なものになりますから、ご注意ください。更にこの時期注意していただきたいのがケジラミです。 肌の接触によって直接感染するばかりでなく、タオルや毛布などの寝具からも感染するので、家族にも感染することがあり要注意です。かつて性病の代名詞といわれていた梅毒は、もう根絶したと勘違いしている方もいらっしゃるくらいですが、未だ厳然と存在します。かかってしまうと非常に厄介で、今もかわらず恐ろしい病気だと思います。 性器からじわじわと全身に広がっていく病気で、治療後も血液中の抗体はなかなか消えず感染した証拠が残ってしまうことがあるので気をつけてください。
猛暑で気軽に外を出歩けない今こそできたざっくりとした統計処理で、医者としては興味深い結果になりましたが、患者様向けに申し上げたいのは、やはり予防、そして抵抗力の落ちているときは感染しやすく悪化しやすい傾向がありますので体調管理もしっかりしてくださいということでしょうか?万が一の場合には早期発見早期治療(完治)に限りますので、県内唯一の性病科である当院にご相談ください。8月20日(土)ご予約いただけます。

2011年8月7日日曜日

ダウンタイムがたっぷりとれるお盆休みは包茎治療のチャンスです!

蒸し暑い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?雷鳴と稲光がすごいですね。夏の終わりの嵐を思わせますが、思いのほか秋が早くやってくるのでしょうか?
さて、例年お盆休みを利用して山梨に帰省中に包茎手術を希望される患者様が大勢いらっしゃいます。 東京や大阪などの大手美容外科クリニックと比較した上で当院での包茎手術を選択して頂いているようです。長期休暇や地元という安心感もあってのご選択とは思いますが、院長自ら予約時の簡単なご相談からアフターサービスまで包茎治療については責任執刀であることや、そのために保証されるプライバシー保護が万全なのが決め手になったとおっしゃってくださいます。後輩の包茎治療を紹介して下さる患者様や、女性が当院をみつけて紹介して下さる事なども多いほどです。節電の夏で例年よりもしっかり休暇のとれる会社も多いようですし、お盆休みは休暇の長さの割りに時間を自由に使えることも多くダウンタイムも取りやすいと思います。この機会に包茎手術・亀頭増大術をお考えの方はご予約いただければと存じます。極力無痛状態を目指す麻酔の丁寧さ、亀頭増大に使用する高濃度コラーゲンの質と目的に合わせた打ち方、切らない長茎術を安全性最重視に行う当院独自の手法など当院には他院が真似の出来ない治療面での工夫があります。懇切丁寧に説明をさせていただきます。治療する、しない、どのような治療にするかなどじっくりお考えいただけます。お気軽にお問合せください。

2011年8月3日水曜日

是非、専門医院で検査、治療を!

8月に入ったのにまだ夏らしい晴天に恵まれない日が続いていますね。お盆休み頃までには夏空が回復することを願っています。
さて、7月中はやはり性病の患者様のご来院が非常に多く、8月に入ってまだ4日ですが引き続き診察件数、お問合せ増えております。先ごろ強い咽頭痛を訴えるご来院いただいた患者様がいらっしゃいました。診察すると喉(扁桃腺あたり)に潰瘍・白苔が見られ、他に問診などをしてクラミジアか淋菌を疑い検査をした事例がございます。聞きますと痛みも半端ではなく、症状が現れた日の深夜から早朝にかけて眠れないほどの激しい痛みを覚えたそうで、それから来院までの数日は焼け火箸でえぐられるような痛みで、流動物でさえ辛く、食欲不振、不眠、鬱、AIDSへの不安などから精神変調を来たすほどの苦痛を覚えたそうです。実際に体重もかなり落ちたとのことでした。風俗に行った覚えはあるということでしたので逆算すると潜伏期から発症後かなりの期間にわたり苦しまれたようです。それほどまでの痛みは淋菌の可能性のほうが高いと思いつつ検査をしました。
こういった症状がございましたら、我慢せずに専門クリニックにご相談ください。また、これほどの痛みはあまり例がないのが正直なところではありますが、逆に自覚症状がないのは厄介なことですので、疑わしい行為をした場合にはむしろ、自分の体の変化に注視するよことで発見を遅らせないでいただきたいです。また、多剤耐性型といいまして一般保険診療機関の出す抗生剤が効かない場合もありますし、この例のように性器でなく喉の淋菌、クラミジアは治療により時間がかかるのが通例ですので、早期に適切な診断と処方をしてもらえるクリニックを選ばれたほうがよいと思います。その点は山梨県唯一の性病専門医院である当院にお任せいただければ幸いです。
8月6日(土)、7日(日)診療可能な時間もございますのでお時間お問合せのうえご予約ください。