2011年7月31日日曜日

包茎

先だっての台風7号でしたでしょうか?相当の警戒を気象庁が呼びかけていましたが、幸いにも甲信地方には予想を下回る影響しか受けなかったように感じています。翻って、今日のゲリラ雷雨は恐ろしかったですね。滝つぼで稲妻を見上げるような感じさえしました。韓国ソウルや新潟やここ数年の夏の豪雨は予想し難いだけに防御のしようがなく大変困ります。
さて、話は変わりますが包茎は男にとって深刻な悩み。日本人の約60%が包茎といわれています。包茎は医学的に病気ではありませんが、なぜかイメージが悪いようです。臭そう、不潔、早漏 といったイメージと、ケア次第で確かにイメージどおりに陥りやすいという現実。やはり、女性とのあるいは男同士裸の付き合いに気が引けてしまうなどデメリットも出てきます。気の持ちようなので、コンプレックスに感じなければ真性包茎やカントン包茎など一部の状態を除いて何の問題もないとは思うのですが、気になる方には気になるのだと思います。さらに悪いことに、大抵は他人に相談しにくいので一人で悩んでしまう。これがエスカレートすると自分に自信がもてなくなり人生そのものが楽しめないというところにまで行き着いてしまいます。インターネットの普及で情報収集はしやすくなったものの、逆に氾濫する情報に踊らされ、意味のない包茎矯正具を高額なお金を支払って買ってしまったり、大切な部位に傷をつけてしまったりということもあるようです。正しい情報を取捨選択していただきたいと思います。包茎は放っておいて治る症状でないことだけは確かです。私は何らかの形で医療的措置を講じなければ脱包茎は難しいと思っていますので、ご入用の方は当院ホームページや私のブログなどをご参考いただき、是非甲府メンズメディカルクリニックにご相談いただきたいと思っております。経験豊富な院長自らカウンセリングからアフターケアまでトータルで担当させていただきます。メール、お電話でのお問合せには随時お応えしております。7月31日(日)、8月6日(土)、7日(日)包茎手術、亀頭増大術のご予約枠に若干の余裕がございますので、よろしければご予約のご連絡をください。

2011年7月25日月曜日

口内炎?

台風一過以来、比較的過ごしやすい日が続いていますが、今日から徐々に本格的な夏が戻ってきそうでね。
さて、性病でも性器やその周辺だけではなく、口中や喉に出来物が出来たり痛みやしこりが生じる症状が出る場合があります。そう言った自覚症状が出る性感染症として考えられるのは、尖形コンジローマ、ヘルペス、梅毒があげられます。尖圭コンジローマは感染後3ヶ月程度で先の尖った乳頭状のイボか、またはカリフラワーの様なザラザラしたイボが出来ます。痛みやかゆみが生じる事もありますが、殆どは無症状です。口頭に出来る場合、オーラルセックスによる感染が殆どです。先日、ご本人は性器の異常を感じ取り検査にお見えになった患者様がいらっしゃいましたが、明らかに疑わしい口角炎を患っていらっしゃいました。この患者様はコンジローマだったのですが、ヘルペスも同じ様に口中に水疱が出る場合が有ります。こういった口唇ヘルペスは神経に沿ってしばしば再活性化して再発し、口唇に腫瘍を作ると言う事を繰り返します。1週間程で治ってしまう事が有りますが、また再発すると言う事を繰り返します。この口唇ヘルペスと同じウィルスがオーラルセックスにより性器に感染する事で起こるのが、性器ヘルペスです。この場合は口中ではなく、性器ヘルペスになります。この病気の困った所は感染してから時間が経ってこのような症状が出る場合が有るという所です。感染後数日間で自覚症状が出る人もいますが、中には数年、数十年も経ってから、という人もいますので注意が必要です。
というわけで、口内炎なども一つの指標であることを覚えておいていただきたいと思います。ビタミン不足など安易に考えずに原因行為にお心当たりがあれば検査、治療をお願いします。

2011年7月17日日曜日

カンジダは女性だけの病気ではありません

カンジダという病気をご存知でしょうか。カンジダ属の真菌(カビの一種)が原因となって起こる病気ですが、カンジダというと膣や外陰部などの婦人科の病気だと思われがちのようです。でも実際には男性でも起こりえる病気です。カンジダの症状を持っている人は女性に多いのは確かですが、セックスやフェラチオ、オナニーなどの際に、亀頭や包皮に小さな傷ができ、そこから真菌(カビ)が感染しておこります。パートナーから感染することもありますが、もともと人の体内にある菌とも言われ、他のSTD(性病)とは少し性質の違うものとなります。性行為による感染もあるのですが、先にも書いた通り、もともと人が体内(膣内、腸管など)に持っていることが多い菌で、免疫力が低下しているときなど何んらかのきっかけで、さまざまな症状を引き起こします。 症状が出ている時の性行為は、症状を悪化させるとともにパートナーへの感染が起こりやすくなりますので避けてください。 体力が低下し、高温多湿な日本の夏場はカンジダ最盛期ですのでご注意ください。主なカンジダの症状はかゆみなのですが、男性は亀頭のかゆみやただれ、水泡等が起き、ひどい場合、尿道炎をおこす事も考えられますから、カンジダは大きな病気ではなくても注意が必要です。さらに、こういったカンジダの症状が出て治療を行っても、再発の可能性が高い病気になります。放っておくと感染を止める事は出来ないわけですから、必ず専門医院での治療が必要になります。カンジダの不安がある人はぜひ、一度ご相談ください。

2011年7月14日木曜日

短い梅雨でした

梅雨入り後じとじとしていたかと思ったら、あっけなく梅雨明けしてしまいましたね。そして今年もまた猛暑です。日陰に入って風があれば多少しのげますが、日の高い真昼などは大変です。でも雨降りよりは青い空と金色に光り輝く太陽は気持ちがいいです。
さて、当院に性病診療にいらっしゃる患者様のほぼ100%が風俗で感染しています。風俗感染が後を絶たない要因の例をいくつか挙げてみたいと思います。
☆"洗浄"に効果ナシ・・・・・聞き込み調査によりますと風俗では「洗えば平気」という感覚があって、風俗店などで働く女性も風俗へ来店する男性も洗浄すれば防げるだろうと考えているようです。でもそれは大きな間違えです。 性感染症の菌やウィルスは性器の中に潜んでいますからいくら表皮を洗浄してもたいして効果はありません。この誤った認識が性感染症よりを広めていると言えるのです。
☆風俗は「生」が多い・・・・・性感染症・HIVに感染するのは性器だけではありません。口内・喉、眼球にも感染しますし、アナル・肛門にも感染します。また、精液の中にウィルスや菌がひそんでいますから、性器と性器が触れ合えば感染します。性器と性器を直にでこすりあわせるようなプレイなど生でセックスしているのと同じレベルなのです。コンドーム自体の効果は別としも、現在の風俗でのプレイには性感染症を防ぐ要素はほとんどありません。セックスと何ら変わりない行為であることを自覚する必要があるのです。
☆傷からの感染・・・・・風俗で働く女性は毎日多くの客を相手にし、膣内・口腔などに傷がある場合が多々あります。大抵の性感染症において傷は性感染症などの菌・ウイルスの入り口となり得るのです。
☆風俗店の客・・・・・風俗へ通う人の多くの男性にとっては、相手の女性は一度限りの女性であり、固執も情などの感情も薄いですから性感染症の治療中の人や違和感を感じている人でも風俗店へ通うことは珍しくないのです。外見上の症状がなくなったとしても性感染症のウィルス・菌は精液の中に含まれていますし、女性はすぐには感染します。自分にとってその場限りとばかりに風俗に行く方は認識をあらためなければなりません。天に唾するのと同じ行為です。
では、どうすれば感染予防、拡大防止ができるのか?まずは疑わしい症状は検査、治療です。根治してから特定のパートナーとコンドームを用いた性行為をすべきということです。セックスのたびに毎回正しく付けることです。射精のときだけコンドームをつけても効果はありません。勃起から射精までコンドームをつけてセックスすることが大事です。オーラルセックス(クンニリングス、フェラチオ)でも性感染症は性器から口、口から性器へと感染します。オーラルセックスのときにもコンドームをつけるよう心がけましょう。最近では喉に淋菌感染症やクラミジア感染症に抱える若い人が増えています。特に淋病がのどに感染した場合、根治は難しいと言われています。甲府メンズメディカルクリニックでは患者様のメンタル、プライバシーに配慮しつつ専門医が治療にあたっておりますので、ご心配がおありの方は是非一度ご相談ください。17日(日)18日(月・祝)ご予約受付ております。

2011年7月3日日曜日

7月になりました

暑いですね。甲府で38度を記録した日には歩いているだけで息苦しくなるほどでした。体感温度はもっと高かったような・・・。節電はやはり引き続き心がける必要がありますから、真夏の訪れが恐ろしいです・・・電気に頼らない暑さ対策をいろいろ思案中です。とはいうものの、皆様、熱中症予防はぬかりなく、マメに水分補給はしてください。
さて、当院で包茎治療を希望される患者様は10代から70代後半と幅広いのですが、このところはどちらかというと40歳以上の方が多くなってきております。おそらく皆様がご想像されるよりも年齢が高いのではないでしょうか?そういった年齢層の患者様は、皆様ほぼ「若い頃から治療は考えていたが、お金も無かったし、恥かしいし、勇気がなかった。」という趣旨のことをおっしゃいます。そしてやはり異口同音に「この程度の手術で済むならもっと早く来ればよかった。」ともおっしゃるのです。結婚もし、子供もできと機能や特定パートナーとの関係においては何ら問題なく過ごされた方でも、体をこわして入院したときにふと老後のことにまで思いを馳せてみたり、他人に下の世話をしてもらうことを具体的に考える体験をされる年代に差し掛かって、思い切って若いころからの懸案事項を解消しようと思い立たれることもあるようです。また、この年代の方では包茎治療と一緒にシアリスなどのED薬処方を希望される方も多く、手術にご満足いただけた上にその後も長くお付き合いできることを大変喜ばしく感じる今日この頃でもあります。包茎というコンプレックスから解放され、生活にもゆとりができ、いろいろな意味でも気持ちもおおらかになられて、人生を本当に楽しむことのできる年齢に達したからこそ、包茎治療に飽き足らず「ためしてみたい薬」をご所望いただけるのだと思います。私は何事にもタイミングがあると思っておりますし、それは人それぞれですので、最近の当院の傾向・・・熟年手術もよいものだと思います。ただ、気になっていて、改善したいという意思があって、それが可能な状況なのであれば、問題解決後の人生を長く楽しむという意味で決断時は逃さないようにした方がよいのではとも考えています。
暑さのあまり話しにまとまりを欠きますがあしからず・・・・・・。
包茎手術の直近ご予約可能日は7月17日(日)18日(月・祝)となっております。お電話にてご予約ください(050-1033-8926)。