2015年9月25日金曜日

フィナステリドファイザー

シルバーウィークは本当に気持ちの良い天気が続きましたね。連休明け早々、気持ちを反映するがごとく曇り空からしとしとと雨に・・・いえいえ、仕事をしたくないわけでは決してないです。実際当院はカレンダーどおりではなくシルバーウィークも診療をさせて頂いておりました。ただ、暑い夏も厳しい冬も生命力というか底力を試されているようで、むしろ仕事をやってやるぞという気分になるのですが、なんかこう、春や秋のちょうど良い陽気ってふわふわと自由にしていたい誘惑に駆られます。暑すぎず寒すぎず外にいても大丈夫な季節というだけのこととは思いますが・・・いやぁ、食べ物もどんどん美味しくなるし本当に良い季節ですね。 ところで、当院でも4月より取り扱いを始めたフィナステリドファイザー1mg錠(プロペシアのジェネリック)、大変ご好評頂いております。ジェネリックとはいえAGA治療薬としてはそん色なくお使いいただけるものと感じております。まだお試しでない方も一度是非、お試しください。自分には合わないということであれば、プロペシアにお戻し頂ければよいとは思います。

2015年9月12日土曜日

やっと晴れましたが・・・

秋の長雨どころではないこのたびの東日本全体を襲った豪雨には本当に参りました。被災された地域の方々には心からのお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧を祈っております。このような災害に触れるたび、日常的に医療的な措置を必要とされる方々に常に安定した診療体制をとれるよう、いかに日ごろより医療機関同士が連携し有事に備えなければならないかを思い知らされます。11日(金)の晴れ間は本当に何日ぶりでしょう?診療の合間、ふと外の様子に耳を澄ますと何か静かな気がします。ここ10日間ほど雨音に耳が慣れてしまっていたからだと気づきました。そして久々に見上げる空は高く、太陽が・・・まぶしい!どんより曇って暗い空にたったの10日で目が慣れてしまったんですね。 さて、本日は亀頭包皮炎のお話です。色々と原因があるといいますか、包皮炎は症状であって原因は様々なのですが、多くにカンジダ性の亀頭包皮炎が挙げられます。カンジダはカビ(真菌)の仲間で、人間の皮膚などに常駐する常在菌です。普段は他の細菌などの力関係で均衡が保たれ勢力分布(細菌叢)が出来ていますから、カンジダは小さく息をひそめています。風邪などで抗生剤が投与されほとんどの細菌が死滅し力の均衡が崩れることやなんらかの原因で免疫力が弱まると息をひそめていたカンジダが勢力を広げ大暴れするのです。男性のカンジダ性亀頭包皮炎は、カンジダの多く生息する膣を持った女性とセックスをすることで大量のカンジダがペニスに付着しカンジダ性亀頭包皮炎になるのです。体調や包皮にたまたま傷があった場合などは症状が悪化することがあります。包茎がある場合には常に亀頭と包皮が乾かずにジトッと湿っているので、カビであるカンジダが好んで生息するため、どうしても包茎の方の方が多く発症する傾向にあります。とにかく、先日までの関東地方のジメジメした気候はカンジダの好む環境ですから、できるだけ清潔を保つよう心がけて下さい。包皮炎を抱えたままセックスに及ぶと、性病感染リスクも上がります。気になる症状がございましたらお早めに当院にご相談ください。

2015年9月4日金曜日

手術をする?しない?

ムシムシ、べたべたしますね。曇り空続きは本当に気が滅入ります。というか、湿気ってカビやダニの温床で喘息とかアトピーとか健康被害にも重大な関係がありますし、お天道様は精神衛生上もとても良い効果をもたらす有難い存在なので、早く秋晴れ続きになって欲しいと思います。 さて、さて、本日は仮性包茎についてです。これまでも何度かブログ等で書いてきましたが、仮性包茎は普段は皮を被っていても、むこうと思えばむける状態のことです。勃起時に亀頭がほぼ露出するという方から3分の1くらいもしくはそれ以下しか出ない場合まで様々ですが、このような状態に対して、落胆したり見栄えを気にしたりする方がいるのは事実です。色々な意味でマイナスの感情を持つのが自分自身だったり、パートナーだったり(実際、女性はそれほど気にしていないという統計もありますが・・・)、あるいはパートナーがそういう感情を抱いていると誤解する自分だったり、心理状態もまた様々ではないでしょうか。ただ、皮がダブついてコンドームがすぐに取れるとか、毛を巻き込んで痛くなるといった不都合については、当然に感じうるご本人の課題であると同時に避妊についてはパートナーの方も気にする資格は十分にあろうかとも思います。ただし、気にせずにいる方も多く、また子作りに影響することはほぼないので、あくまで気は心と言えるとも思うのですが・・・。 ただ、毛の巻き込みや恥垢や臭いなどなど、不都合をお感じになりこの状態を根本的に解決しようと、ご本人の感じ方によると思いますが、そういう場合に言えることは、皮が余っている以上は切除する以外に常時露茎状態にするのは難しいということです。ステロイド剤の塗布やアロンアルファでくっつけたり、矯正器具が売られていたりと様々な方法をネットや雑誌広告でみかけますが、モノによってはアヤシい上に大変危険ですので十分に気をつけて、というかやはり医療機関に相談をした上で結論を出されることをお奨めいたします。切除以外に何か方法はないのか?医学的にはペニス自体が成長して大きく長くなるくらいしか考えられませんが、これも18歳(高校生頃)から20歳ころまでで成長は止まるといわれていますから、その後に自然と仮性包茎が治るというのは現実的ではありません。医学的な施術により変形させる以外にないと思われます。もしも、気になって気になってという場合には一度ご相談を頂ければと思います。