2011年7月17日日曜日

カンジダは女性だけの病気ではありません

カンジダという病気をご存知でしょうか。カンジダ属の真菌(カビの一種)が原因となって起こる病気ですが、カンジダというと膣や外陰部などの婦人科の病気だと思われがちのようです。でも実際には男性でも起こりえる病気です。カンジダの症状を持っている人は女性に多いのは確かですが、セックスやフェラチオ、オナニーなどの際に、亀頭や包皮に小さな傷ができ、そこから真菌(カビ)が感染しておこります。パートナーから感染することもありますが、もともと人の体内にある菌とも言われ、他のSTD(性病)とは少し性質の違うものとなります。性行為による感染もあるのですが、先にも書いた通り、もともと人が体内(膣内、腸管など)に持っていることが多い菌で、免疫力が低下しているときなど何んらかのきっかけで、さまざまな症状を引き起こします。 症状が出ている時の性行為は、症状を悪化させるとともにパートナーへの感染が起こりやすくなりますので避けてください。 体力が低下し、高温多湿な日本の夏場はカンジダ最盛期ですのでご注意ください。主なカンジダの症状はかゆみなのですが、男性は亀頭のかゆみやただれ、水泡等が起き、ひどい場合、尿道炎をおこす事も考えられますから、カンジダは大きな病気ではなくても注意が必要です。さらに、こういったカンジダの症状が出て治療を行っても、再発の可能性が高い病気になります。放っておくと感染を止める事は出来ないわけですから、必ず専門医院での治療が必要になります。カンジダの不安がある人はぜひ、一度ご相談ください。

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