2009年12月23日水曜日

性病の治療はしっかり最後まで

相変わらず厳しい寒さが続きますが今日は素晴らしい快晴。澄み切った空の下の甲府盆地は一段と綺麗でした。無粋ですが「ホワイトクリスマス」は響きは良いですが何かと不便なもの。今年は晴天に恵まれそうで何よりです。
さて、今年も残すところあと僅か。年末年始の医療機関の休診を見越してか、駆け込みの性病診察が増えております。宴会シーズンでハメをはずし潜伏期間を経て自覚症状が出てきたということであれば、絶対数が増えているのかもしれません。当院は12月26日(土)、27日(日)と予約が混み合ってはいるものの、今年最後の週末も診療いたしますので、心配がお有りの方はご相談ください(ただし完全予約制ですので時間調整つきかねる場合もございます)。
ところで、性病の治療はしっかり最後まで・・・をお願い申し上げます。リピーターの患者様もしばしば見受けられ、新たな感染の方が多いものの、自己判断で服薬を中断するなどして前回の感染を根治しなかったケースもあるようです。処方するお薬はしっかり飲みきっていただきたいと思います。淋病などで痛みや膿がでて当院に駆け込まれる患者様には、症状に応じた抗生物質や抗菌剤の処方を致しますが、4、5日で症状がきれいにおさまってしまう方が殆どと思います。症状が取れてしまうとお薬を飲みきらず治療を中断してしまう方がいらっしゃるようです。そうすると尿道に残った菌が再び増え、1ヶ月、2ヶ月と経つうちに、また膿や痛み、違和感などの症状が出てくるのです。ここで厄介なのは、しぶとく生き残った菌は薬剤耐性という前に使った薬に対する抵抗性を持つようになってしまう点です。かならずしも耐性を持つものではありませんが、そうなった場合には薬を変え、量も種類も増え、治療期間も前回より長くかかってしまうなど費用や時間の制約をより多く受けることもあり得ますし、何より恐ろしいのは感染を拡大させてしまうことです。性病は完治が肝心です!
今週末26日(土)、27日(日)は、包茎治療、亀頭増大術、長茎術とともに性病診察もご予約いただけます。お入用の方はまずはご予約のお電話をください。

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