2015年8月4日火曜日

仮性からカントン、真性?!

猛暑、酷暑ですね。日本列島が熱のかたまりのようになっています。でも、昨日、今日と夕方近くに吹く風がなんとなく涼しく感じられるというか、日中との気温差を感じることもでてきたので、季節は進んでいるのかなと思います。 さて、このところ元々仮性包茎であった方が亀頭包皮炎を発症し、放置の結果、炎症性カントン包茎になられて来院された方に立て続けにご来院いただいております。どなたもお仕事や部活で汗をかいても毎日の入浴で湯船にはつからずにシャワーで済ませていただことです。陰茎に汗腺はないですが、カリの部分にはありますし、下着からのジメジメはしっかり受け止めてしまっているわけです。カンジダ性などの亀頭包皮炎を発症して次第に包皮輪が狭窄してきたため、処置が必要となりました。お気をつけ頂きたいと思います。包茎がありますと、包皮線からの分泌液や排尿時に残った尿が包皮と亀頭の間にたまりやすく亀頭部に恥垢がたまります。恥垢がたまれば常に湿った状態になりがちで、亀頭と包皮の間はさまざまな病原菌を繁殖させる原因になります。亀頭包皮炎から炎症をおこせば、性病にかかる確率が高くなるわけです。性病予防や包茎の状態をより問題のある方向に導かないためにも亀頭を衛生的に清潔に保つのが非常に大切です。性病予防にお気をつけください。

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