2010年1月12日火曜日

遅漏について

私は古来からの慣習やら伝統行事やらには疎いタイプなのですが、慣わしによると1月14日から16日までの小正月をもってお正月行事が一切終了するとか。今ではあくまで暦の上のこと。世間一般はもうすっかりせわしない日常に戻っていて、現代社会においては「それでいいのだ」というのが実感です。昔の人に言わせればせっかちかもしれませんが、私からすると時間の有効利用のように思います。技術の進歩でできることが増えてしまった現代人の宿命か、あるいは主観、価値観の問題なのでしょうか?
さて、今回は患者様からのお悩み相談で意外と多いものから一つ書いてみたいと思います。こちらも主観的な尺度に関係する問題と思うのですが、エッチしてもなかなかイケない、いわゆる遅漏のお悩み相談です。
客観的に実証できませんので、実際に遅いのかどうかは別にして、そうお思いの方に対する私なりの回答ですが、まず遅漏には2つの原因があると考えています。1つ目はアルコール・くすり等の影響、2つ目は性的な刺激不足です。最初の問題ですが、自律神経のなかでも興奮・緊張時に働く交感神経の作用によって射精が行われ、反対にリラックスしているときに高まる副交感神経によって勃起は起こるので、アルコールや抗うつ薬の副作用によって自律神経全体が鈍ると射精も遅くなり勃起不全にもなります。抗うつ薬として処方されるSSRIは当院では逆に早漏防止のお薬として処方することがあるくらいですので、遅漏を気にされる方で精神科よりSSRIの処方を受けている方は主治医に相談してみてはいかがかと思いますし、アルコールを飲まれてセックスに臨まれる方は、酒を断ってセックスをためしてみてはどうかと思っています。アルコールが入らないとセックスできない方は遅漏もEDもやむを得ない、厳しいかもしれませんが、そのように考えています。次に刺激不足については、中折れを含め刺激不足による勃起力不足ということであれば、個々のニーズに見合った3大ED薬(シアリス、レビトラ、バイアグラ)のいずれかを試してみてはいかがかと思います。また、勃起はするものの包茎やカリ高がなく先細りのおちんちんの方で摩擦による刺激を受けにくいという場合には包茎手術、亀頭増大術、カリ形成術で刺激増加させることも可能で、当院ではED薬処方も包茎治療、亀頭増大、カリ形成、長茎などの治療も可能ですので、お気軽にお問い合わせいただければと思っております。
次回予約可能日は1月16日(土)となり、包茎手術、亀頭増大術、長茎術、ED薬処方など予約枠が残っておりますので、具体的にお考えの方は一度お問い合わせください。

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