2010年8月3日火曜日

包茎と性器の病気

猛暑日続きの夏ですね。夏らしいといえば夏らしいので、休日はそれなりに楽しめますが、やはり体力的にはつらいです。皆様はいかがでしょうか?
さて、夏も駆け足で過ぎてゆくようで、7月もあっという間に終わりました。多くの患者様からご相談があり、治療も行いましたが、気になったことを少々書いてみます。
ご存知の方も多いと思いますが、包茎の方がもっともなりやすい病気が、亀頭包皮炎です。包茎の状態だと包皮を剥いた状態のペニスを洗いにくく(真性、カントンなどでは無理な場合も・・・)不潔になり易いため包皮炎になります。実は子供などは皆、まだ仮性包茎状態のため、亀頭包皮炎になりやすいのです。入浴時などに、包皮を剥いてキレイに洗わないと、垢やカス、尿成分が蓄積し、雑菌が繁殖します。皮膚に赤い斑点ができ、かゆみやただれ、痛み、出血、排尿痛、あるいは化膿する亀頭包皮炎になってしまうのです。先月私が診察した方には、包皮炎でも最悪の状態、亀頭と内板(包皮の内側の粘膜)が癒着しかけていた方がいらっしゃいました。そこまでゆくと厄介ですが、大抵の方は抗生物質で治療してゆきます。亀頭包皮炎の予防は、常に清潔を保つことですが、根本的な治療をしてリスクを軽減させたいという方は、包茎治療をご検討してみてはと思います。当院で包茎手術を受けられた方には包皮炎をきっかけに来院したという方が大勢いらっしゃいます。高温多湿の日々で汗も多く包皮炎を患いやすい時期です。この機会に是非ご検討ください。8月7日(土)包茎手術のご予約いただけます。

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